英語の無駄なお仕事:リーディング | 銀座一丁目の英語発音教室「メントール」のブログ

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英文を読んでも、ちっとも内容が頭に残らず、
意味をちゃんと理解することができない、という
悩みを持つ人は多くいます。

理由は一つだけではありませんが、
大半の人に当てはまる理由があります。

それは、ずばり「無駄なお仕事をしているから」です。

英語を読むときに無駄なお仕事とは何か。

それは、「知ってるか知らないかの振り分け作業」です。

もう少し具体的に書きますね。

英文を読んだ時、読んでいる(というか、目に入ってくる)
単語や熟語を、「あ、これ知ってる」「これ知らない」
「見たことがあるかもしれないけど、うーんと、うーんと、
なんて意味だっけ?」のように、知っているか知らないか
判別する作業をまずはじめに脳内でやっているはずです。

これ自体は悪くないのですが、頭の中の注意資源
というか、作業領域(情報を処理できる容量)は、
限りがあり、簡単に増えるものではないので、
資源あるいは領域を、「知ってるor知らない」
という単なる確認作業に使ってしまうと、
もったいないことになるのです。


一般的に、その文章に使われている単語が、
意味がわからないものや
見たことのないものばかりだと、
「知ってるor知らない」の確認
作業に追われてしまい、肝心の
内容理解に使う容量がほとんど
残りません。


だから、理解できないし、理解
できないものは頭に残らないので、
さらに理解が進まない、という状態
になってしまいます。

注意資源を「どれだけ内容理解に振り分けられるか」で、
英文を読んだ時の理解具合が変わってきます。

では、どうすれば確認作業に追われないように
なれるのかというと、リーディングの場合、
「正しい発音で、音読する」ととても
効果があります。

なぜかというと、単語認知を自動化し、
意味のかたまりでの処理ができるように
なるからです。

簡単に説明しようとしたけど、ちょっと
難しい感じになってしまいましたねあせる

強引に、簡単にまとめると
「ちゃんとした英語の音で音読すると、まとまった
意味で英文理解できるようになりますよ」

ってことです。

かなり強引ですが・・・・。

この方法は、TOEICリーディングとリスニングの特に
長文系(Part3,4,7)にとてもよく効くので、
メントール英語発音教室では、希望者に発音レッスン
+でやり方お教えしています。

ちょっとしたやり方くらいなら、ブログでも
説明できると思うので、また別の機会に書きますチョキ