高橋かのんです^ ^
昨日、食事について
こんな記事を書きましたが
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昔、家庭の食卓では、
「黙って食べなさい」
って言われてましたよね
今は、
コミュニケーションが重視されて
積極的にお話しながらが
よしとされている風潮です
ちなみに、
小さい頃の我が家は
テレビを見ながらでした
だから、話すにしても
自分のことを話すと言うより
テレビの話題を話すって感じでしたね(^ ^)
特段他に娯楽があるわけでもなく
テレビ中心の生活でした^ ^
で、養生館での食事を
通して思ったことがあります
養生館では
特に何か言われているわけでは
ありませんが
基本、黙って
時折、食事のことを話しながら
食べました
そんな風にしていたら
何だか、昔
戦後とか、まだ食物が
豊かではなかった頃のことに
思いを馳せました
なぜなら
玄米を始め、
食物繊維の多い食材、
且つ、量が少ない食事では
自然と慈しむように
よーくよーく噛んで
味わって食べます
噛んで口を動かしている時間が長いので
自然と無口になります
私が子供の頃の
「黙って食べなさい」は
昔の名残で残っていて
「お行儀が悪い」とか
「早く食べなさい」って
意味になっていたように
思いますが
本当の意味というか
もともとの意義は
「よく噛んで味わって食べなさい」
ってことだったんじゃないかな
(量が少ないですし
物理的に、よく噛まないと
消化に良くない食材でしたしね^_−☆)
そういえば先日見た、
男性芸能人のインタビュー番組で
言葉じりは忘れましたが
こんな話を思い出しました
「昔、レストランなどで
熟年の夫婦が食事するのを見て
何であんなに黙ってもくもくと食べるのか
わからなかった
でも、気がついたら
今、自分もそうなってたことに気づいた。
おいしいものをじっくり味わおうとすると
会話は邪魔で、黙って食べてもいい相手として
夫婦が最良なんだと気がついた
黙って食べると言っても
やっぱり、おいしい時には
おいしいって言い合いたい
共感はしたいし
それができる(許される)相手として
夫婦が一番いい」
というのです
確かに、今は
何かしながらの食事が多いのかも
(私の場合、昔からか笑)
男性は、一人でもくもくと食べる姿も
見かけるけど、
考え事とかしてそうですしね^ ^
ですので
ただただ食と向き合う
いい体験ができました
見た目から始まって、香り、
味、舌触り、歯ざわり咀嚼音、
食事って本当に
五感をフルに使いますよね
そうそう、滞在2日目の↓お昼の時
私のたくわんを噛む音が食堂中に響きわたって
ずっと固形物を食べていなかった断食の方々から
「美味しそうないい音!!」
と注目を集めてしまったっけ^ ^
全てがご馳走ですね
それから、
印象に残っているのは
何と言っても
最後の夜の食事の
みんなの華やぎですね
ほんと、
美味しそうな食べ物を見るだけで
気持ちが明るくなる^ ^
今は、食べ物が豊かになったから
テンションが上がる食べ物って
どんどん減ってきているかも
しれませんよね
あれから、帰ってきてからも
ずっと、食べ物のありがたみや美味しさが
前よりも深くなりました
「ない」を経験するって
素敵なことですね
もしかすると、今「ない」を
経験しているあのことも
そんな「ある」を経験する日に向けて
楽しさ、嬉しさを倍増させる
仕込み、仕組みかもしれません^_−☆
そして
何事も「ある」に
慣れたくはないものです
◆私に頂いたメッセージ等は、許可なく匿名で、
ブログ記事等でご紹介させていただくことがあります(^_−)−☆
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あなたに
素敵なことが降り注がれますように
いつもありがとう♪
かのん