中小企業のメンタルヘルス対策において「職場復帰支援プログラム作成」の相談が増えています。

企業規模、業種、組織風土、経営方針など組織の環境は違うため、同業種・同規模であっても、事業場ごとの状況に合わせた支援が佐藤は必要だと感じています。
しかし共通項としては、社内体制の整備を佐藤は提案しています。
実際に事業場では、担当者から支援のニーズをヒアリングをします。
次の4つの視点を持ってヒアリングに基づいて、最適なプランを提案をしています。

①周知・啓発
②相談窓口の設置
③メンタルヘルス研修の実施
④職場復帰支援

今日は、①周知・啓発についてご紹介します。 
※こちらの内容は実際に佐藤が行っている一部の事例です。

①周知・啓発について
メンタルヘルスに関する全社的方針を従業員へ示すことを提案します。

(アドバイス例) A4用紙1枚にメンタルヘルスに関する会社の方針を明記することを勧める
(実施例)    朝礼、社内掲示板、社内イントラ、全員に書面配布等、事業場で実施可能な方法の採用を検討してもらう (小規模事業場の場合は、「朝礼と書面配布の組合せ」の提案が担当者から好評を得ています)

(イメージ戦略) 担当者の方々に「メンタルヘルス対策は取組みやすい」というイメージを持ってもらうことが必要です。
(方法)担当者の質問に適切に手短に応える。その場で佐藤が分からないことについては、後ほど調べて担当者へ回答する。
(ポイント)時系列で進行状況を担当者と支援者(佐藤)が把握する。   

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①の周知・啓発については、以上です。
上記の内容は実際に佐藤が行っている関わり方を簡単に紹介しています。個人的な見解であることをご了承下さい。

今日の最後に、最近増えている相談「職場復帰支援についての相談」に参考となる資料を紹介します。
厚生労働省HPからダウンロードできます。
☆休職者の職場復帰支援のあり方をまとめています。

「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」
(厚生労働省 2004年10月公表 2009年3月改訂)

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◇ キーワードは「 I  love  me 」  (アイラブミー) ◇

困ったとき、つらいとき、悩んだとき、悲しいとき。
自分自身を責めてしまうことは、ありませんか?

「明日の朝が来なければいい。目が覚めなければいいのに。」
と、泣きながら疲れて眠る日が続き、人間関係に疲れ切ってしまった夜。メール相談の回答のメッセージに、壊れかけていた気持ちが救われたことがありました。

「がんばっている自分自身をほめてください。」
「キーワードは、アイラブミーですよ。」

信頼できる人に相談をすること。
それは、大切なセルフケアの1つです。
「アイラブミー」で生きることを私にアドバイスしてくださった先生の言葉が、ずっと心に響いています。

 

みなさま、こんにちは。
6月半ばを過ぎましたね。
いかがお過ごしですか?

産業カウンセラーの仕事として、三年前から厚生労働省委託事業を中心にメンタルヘルスの促進活動に携わっています。

先日、地方都市の健康相談会のカウンセリングを担当しました。
定期健康診断(集団受診)の会場で、産業カウンセラー2名が、「こころの健康チェックシート」の記入に基づき、カウンセリングをしました。

こちらの地方都市のある団体の集団健診には、身長・体重測定、内科健診等、健康診断の流れの中にメンタルヘルスのセルフチェックと専門家(産業カウンセラー)によるカウンセリングが設定されています。

健康診断受診者の方の中からカウンセラーと話すことを希望された方と、一人5分から15分程の時間の中で、カウンセリングをしました。

短時間で初めての面接、一回限りのカウンセリング場面です。
「こんにちは。健診お疲れさまでした。」と、こちらから明るい挨拶をします。

そして、受診者の方が職場へ戻られる時間を考慮し、時間的に余裕があるかどうか、5分程ならばお時間を頂いて大丈夫かどうかを確認します。

面接時間中には、親しみやすさや話しやすさがある雰囲気を心掛けます。そして、受診者の方に語っていただけるように、会話をゆっくり進めます。

カウンセラーとして、やさしい眼差しの中でも、受診者の方の表情の変化は見逃せません。

事前に記入頂いたチェックシートの項目を参照して、例えば、「どのような疲れを感じていますか?」「最近、睡眠時間は何時間くらいですか?」等を質問します。

受診者の方からの質問には、伝わりやすい表現で簡潔に応えています。

そして、時間的に余裕がある場合には、その方の「リラックス方法」や「楽しいと感じていること」をインタビューします。

みなさん、多くのリラックス方法や趣味の時間、好きなことを持っていらっしゃいます。ご家族のこと、スポーツのこと、趣味のこと、笑顔でお話をされるみなさんの姿にカウンセラーの私も元気を頂いています。

自分自身をストレスから守る、ストレスとうまく付き合うセルフケア。
セルフケアのヒントは身近なところにあります。

自分の健康状態や環境に合わせたセルフケアが有効です。
セルフケアはひとりひとり違っています。
個性に合わせたオリジナルの方法を見つけられることをおすすめします。

カウンセラーの私も試行錯誤、健康増進のため、セルフケアを実行中です。