こんにちは、しゅんすけです。


今日は 感謝の効用 というお話です。








感謝とは不思議なものです。



普段は特にありがたいと感じていないことでも

「ありがたいな」とか

「ありがとう」とか

言葉にしたり、思ったりしてみると平和な感覚になったりします。





例えば

今日も、太陽が登ってくれたのありがたいな〜とか思ってみたり

はたまは

今日も、立って、歩いて、活動できた肉体にありがとうと言ってみたり

ただ思う、ただ言うだけで

穏やかな気持ちになれたり、平和な感覚になれたりします。








ただ、一つ、注意があって

感謝したくないことに感謝する必要は無い

ということです。




本当は、感謝したくないと思ってるのに

カタチだけ「ありがとう」と思ったり、言ったりしたところで

逆効果です。




私はそんなことしなくない!と自分自身から反発を受けることになるでしょう。




「ありがとう」という言葉も

どれだけ波動が高かろうと、よいバイブレーションだと言われていようと

所詮、一つの言葉に過ぎません。




言葉というのは

己の心にウソをついて使えば

心を害するものになっていくし

素直で正直な使い方をすれば

心を好いものへと変えていくことが出来ます。





「ありがとう」であっても

「バカヤロー」であっても

肝心なのは 

自分の心に素直な言葉かどうか 

抵抗感を感じていないこと

です。




違和感、抵抗感、不快感があるならばやめた方がいいです。








さて… 注意が終わったところで

感謝で遊んでみたいと思います。



色んなことに感謝をしてみる、という遊びです。



朝起きれたことに「ありがとう」でいいし

朝ごはんを食べたことに「ありがとう」でいいし

人の気配があることに「ありがとう」でいいです。




地面があることに「ありがとう」でもいいし

蛇口から水が飲めることに「ありがとう」でいい。




思考が湧いてくること

世界を認識できてること

「自分」という感覚があること

に感謝をしてみてもいいです。




1分でも、3分でも、やってみれば、お手軽に穏やかさや、平和な感覚を味わうことができます。



2023年が終わろうとしていることだし、気が向いたら、やってみてもいいでしょう。








人は悟りに至れば、すべては必要なことだった、と過去を受け入れることができます。


逆を言えば

自分の過去を一つひとつ受け入れていけば、悟りに近づいていくとも言えます。




いい事も、わるい事も

好きな人も、嫌な人も

その出来事や、人に対して

思ったこと、感じたことを一つひとつ受け入れていくのです。




私はこう思ったんだね〜、とか

私はこう感じたんだね〜、とか

自分自身に対して寄り添ってあげるのです。




一つのテーマに対して

例えばイラつく出来事に対して

イラついたね〜、とか

本当は〇〇したかったね〜、とか

自分で徹底的に寄り添ってあげると

ある段階になると

 自然と ムリなく 感謝が湧いてきます。




一朝一夕では行かないかもしれませんが、根気よく続けてみることです。



イラつく人に対して

ありがたかったなー とか

あの出来事もあってよかったなー とか

思えるようなったら

その分だけ、悟りへと近づいた証です。



実際、心の寛容さや、許しは広がっていることでしょう。








許せないことは何もない。

 

許せることもあってもいい

許せないことがあってもいい

どんな出来事、人に対しても

存在していていいと思えるならば



悟りは、もうすぐそこにあることでしょう。






あらゆる認識、知覚、感覚がやってくる

根源を見つめてみてください。




あらゆるもの全てが

無から現れているだけだと

自ずと知ることになるでしょう。




足元をみれば地面がある

のと同じくらい

すべては無から現れているだけ

というのは当たり前のことなのですから。










今日のお話はここまでにしたいと思います。