あなたの考える

・良いカウンセリング

・ダメなカンセリング

を教えてください。

 

とFacebookでアンケートを取りました。

アンケート結果について考察を連載しています。

 

『良いカウンセリング、ダメなカウンセリング』

 

『こんなカウンセラーにはなってはいけない』

 

クライアントの望む方向性・納得できる答えに導くには

 

 

まずは、良いカウンセリングのアンケート結果を
おさらいしてみましょう。

  1. クライアントにとって、望む方向性・納得できる答えが出せる
     
  2. クライアント自身が持っている答えにたどり着くよう伴走する
    今日はココ!

     
  3. 今より良くなる力をクライアントが持っているという前提でおこなわれる

 

ということで、今回は
「カウンセリングに必要な本当の『共感』」
について書きます。

 

 

 

  お互いが苦しくなる共感

 

共感というと、
苦しんでいる人と一緒に悩むこと
ネガティブ感情を一緒に感じること
と勘違いしている人が多いように思います。

 

そんなことをしたら、
カウンセラー自身がネガティブ感情に侵されて
鬱状態になってしまいます。

 

そもそも、クライアントさんは、
カウンセラーに一緒に泣いたり怒ったり
してほしいとは思っていません。

 

この苦しみを軽減してほしい、
問題を解決してほしい
と思っているのです。

 

 

では、どうすれば、

カウンセラーがクライアントの
苦しみを軽減してさしあげる
ことができるのでしょうか?

 

 

 

  泣いている幼子をあやす母親のように

 

泣いている幼子を母親があやしている様子
を思い浮かべてみてください

 

一緒に泣いたりはしませんよね。

母親が子どもと一緒に泣いたりしたら、
子どもは益々不安になってしまいます。

 

 

母親は子どもを抱きしめて
「怖かったね」「寂しかったね」
と、子どもの気持ちを代弁します。

 

そして、泣いている子の感情より
優しく強い感情で、
子どもを包み込みます。

 

これが、人の苦しみを軽減する共感です。



カウンセリングにおいても同じです。

 

クライアントの苦しみを
それよりも大きな優しく強い感情で包み込む、
そばに寄り添う。

 

それが、人の苦しみを軽くする共感なのです。

 

 

 

 

  幸せを共に感じる

 

カウンセリングにおける共感は、
苦しみを軽くするためだけに
するものではありません。

 

幸せを共に感じることも共感です。

 

その認識が多くのカウンセラーには
欠けているように感じます。

 

 

親は子の成長を
自分のことのように喜びます。

 

笑う子どもを見て、
自分も幸せになります。

 

親が一緒に喜んでくれることで、
子どもは幸せをより強く感じます。

 

 

感情は分かち合うと大きくなります。

 

だから、誰かが一緒に喜んでくれることで、
幸せは大きくなるのです。

 

 

私はカウンセリングでも同じことをしています。

 

クライアントさんが、幸せにたどり着いたとき
共に喜び、その幸せを共に感じます。

 

ときには共に喜びの涙を流します。

そのことで、クライアントさんの中の
幸せが膨らんでいきます。

 

 

もしあなたが今まで
苦しみを一緒に感じることが共感
だと勘違いしていたのなら、
この記事を参考にしてみてください。

 

きっと、あなたは
クライアントさんの良き伴走者になれるでしょう。

 

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