DaiGoさんの発言の中に隠された

「人の本質」について連載しています。

 

これまでの記事をまだ読まれていない方は

先にお読みください。

DaiGoさん発言に隠された「人の本質」

共感ではなく「理解しよう」とする

 

今回は、前回の記事の続き

『相手を理解しようとする秘訣』

についてお伝えします。

 

 

まずは考えてみてください。

あなたは、相手が何をしたら、
「この人は、私のことを分かろうとしてくれている」
と思いますか?

1 話をよく聞いてくれたら。

2 優しい言葉や、勇気づける言葉をかけてくれたら。

3 発言やエピソードなどを覚えていてくれたら。

4 髪型や化粧の変化に気づいてくれたら。

5 自分のことを知ろうと、いろいろ質問をしてくれたら。

etc...

 

ということは、逆も真なり、

あなたが相手に、上記のことをすれば

相手はあなたが自分のことを分かろうとしてくれている

と思うってことです。

 

実は、カウンセリングでは、

上記のことをすべてやっているのです。

 

「やっているのです」と書きましたが、

残念ながら、これらすべてができている

カウンセラーは多くはないのが現状です。

 

 

観察する

上記の5つをするには、

あることができていることが大前提になります。

 

それは、相手をよく観察する。

ということです。

 

観察なくして……

相手の心に沁み入る言葉はかけられません。
発言やエピソードを覚えていることはできません。
髪型や化粧の変化に気づくこともできません。
相手に好意を持って質問をすることもできません。

 

 

多くのカウンセラーが、

相談者さんの話の内容にこだわり過ぎています。

 

私は、勉強のために何人ものカウンセラーの

セッションを受けましたが、

私のことをろくに見もせず

PCやカルテに私の発言を書いている人が

少なからずいらっしゃいました。

 

この人たちにとってクライアントは、

目の前にいる人ではなくて、

頭の中にある事例なんですね。

 

見もしないで考えているんです。

 

 

 

 

事実と思考を分ける

私は元々理系なので、

観察と考察を分ける訓練を受けています。

 

実験レポートは、

観察事項(事実)と考察(考え)

を分けて記述します。

 

観察事項(事実)と考察(考え)は

分けなければなりません。

 

そうしないと、

事実と考えがゴッチャになって、

思考の方を事実だと勘違いし始めます。

事実を歪めてしまうのです。

 

 

たとえば、

「現在の苦しみは幼少期の親との関わりが原因だ」

という考えを持っていると、

 

目の前の相談者さんの発言の中から

それを裏付ける証拠を捏造しようとします。

 

 

そうならないためには、

観察と思考を切り離す必要があります。

 

 

そして、観察と思考の他にもうひとつ

忘れてはならないことがあります。

 

実は、これがあるかないかで、

「この人は私のことを理解しようとしてくれている」

と相手が感じるかどうかが大きく違ってきます。

 

続きは次回。

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