神よ、私たちにお与えください。
変えられないことを受け入れる冷静さを
変えるべきことを変えていく勇気を
そしてこの二つを見分ける知恵を
(ラインホルト・ニーバー)
ニーバーの祈りについて、矢野の考えをお伝えしています。
前回までの記事は、上記の該当タイトルをクリックするとご覧になれます。
今回は、
変えられないことを受け入れる冷静さ
についてです。
これが一番難しいかもしれません。
ここで、「変えられるもの」と
「変えられないもの」を
整理しておきましょう。
● 変えられるもの ●
・環境
・イメージ
・思考(言葉)
・行動
X 変えられないもの X
・感情
・性格
・他人
・世の中(政治経済)
「変えられるもの」に関しては
<変え方> を知ることが重要です。
そして「変えられないもの」に関しては、
<付き合い方> を知ることが重要になります。
「受け入れる」のではなく
「付き合っていく」
変えられないことを受け入れるのに、
なぜ冷静さが必要になるのでしょう?
ここで注目していただきたいのが、
「変えられないもの」に関しては、
< 付き合い方> を知ることが大切
と、矢野があえて「受け入れる」ではなく
「付き合っていく」としたところです。
・変えられないことを受け入れましょう
・ありのままの自分を受け入れましょう
「受け入れる」って、
受け身で自分でコントロールしている感がないんですよ。
だから、不安になり焦り怒り悲しみ……
冷静でいれらなくなります。
それに対して
「付き合っていく」は能動的で、
自分でコントロールしているという感覚になれる。
だから、変えられないことであっても、
冷静に対処できるのです。
そのようなわけで、
「受け入れる」のではなく
「付き合っていく」と考える
ことがすごく重要だと矢野は考えます。
変えられないものとの <付き合い方>
「ネガティブな感情」を
受け入れようとするのではなく
<ネガティブな感情との付き合い方> を知る。
「変えたくても変えられない自分の性格」を
受け入れるようとするのではなく
<自分の性格との付き合い方> を知る。
「別れてしまいたいけど
別れると失うものが多すぎる
配偶者や上司」
を、受け入れようとするのではなく
<嫌な相手とストレスなく付き合う方法> を知る。
「引きこもりの子どもを」
ありのままに受け入れようとするのではなく
<引きこもりの子どもとの付き合い方> を知る。
どうですか。
<受け入れる>ことは難しくても
<付き合っていく>ことはできそう
だと思いませんか?
受け入れようとするのではなく、
付き合っていこうとすれば、
変えられないことであっても
自分でコントロールできている
と思えるのです。
そのセルフコントロール感が
ストレスを減らし、幸福感をもたらします。
「変えられるもの」の <変え方>
「変えられないもの」との <付き合い方>
が学べます。
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