仕事柄、メールのやりとりを日々たくさんの人としていますが、
この3つで本当によく人柄が出ると思います。
・返事の早さ
・トーン
・相手との距離の見極め方
もしあなたが、就職活動や仕事をしていていろいろなチャンスを
ほしいと思っているなら
・返事は早く
・トーンは明るく
・相手との現在の距離に合わせた文体を
心がけることを、おすすめします。
■返事はその日のうちに
メールは、何らかの用事があって送っていることが多いです。
そのためイエスかノーか、はたまた回答は何なのかを
連絡がとれない状況にいない限りは
【遅くとも】24時間以内に返信すると良いでしょう。
たとえばあなたへのお願いなら、あなたの回答によっては
別の人にあたりたいということもあります。
もしすぐにわからない場合は、いつならわかるかを教えてもらえれば
相手はひとまず「届いている」ということがわかり軽くなったり
取るべきアクションを考えられます。
忙しいとき、答えにくい質問や、迷っているときに返事が遅くなったりすることも
よくわかるのですが、自分のことだけではなく状況全体を見るようにしましょう。
■トーンは明るく
返信が早い人でも、いつもテンションが低い人がいます。
顔文字なら、泣いている悲しそうな様子。
そんな人は、感謝をするときも
ありがとう!
ではなく
ありがとう(泣)
みたいな感じです。そのくらい悲しみや申し訳なさを徹底しています。
その人にはいつも通りなのかもしれませんが、
もらう相手は「なんか暗くなるな」という印象を受け取っているかもしれません。
返信が暗い人は、大変なときはすごくストレスを感じたり
環境に愚痴を言ったりするんじゃ無いかな・・・と想像してしまいます。
自信もなさそうです。
もちろん状況にもよりますが、
ベースは力強く、明るい言葉で反応できることを習慣にできていると
受け取った相手も気持ちがよく元気になります。
■相手との現在の距離に合わせた文体にいつも調整する
みんなよく勉強しているので、就職活動生でとても丁寧な文章を書ける人も多いです。
でも、たとえばメールを送った相手と何度かやりとりしたり
直接会って打ち解けたあとにもずっとメールが「かしこまりました」的な
調子の人がいます。
逆に、相手と仲良くなったな、距離が近づいたなと思ったら
「わかりました、楽しみにしています!」
といったような少し柔らかい文章を送る人もいます。
後者のほうが、相手との現在の距離に合わせた対応ができる
柔軟性を感じます。
基本的な作法が身についているのは素晴らしいことですが、
どこでも誰にでもいつでも型にはまった対応をするのは
慇懃無礼(いんぎんぶれい)といって逆に失礼にあたります。
就職活動などメールを初対面の人とやりとりする機会、
会う前から第一印象が決まっているということがあります。
採用担当の間でも
「あの子はメールの感じがいい」「レスが早いから安心」
などといった会話は普通にあります。
そのくらい違いがあるということですから、
少しでも意識して習慣にしてみると好印象になりますよ。
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