働く目的・就職する目的を最終面接前にもう一度自分に聞こう

選考が続々と続いていますね。

昨日も受講生の方と話していたのですが、今だからこそ自分の働く目的、会社で働く目的について思い出してみませんか？という話です。

3月にエントリーが開始、早い人は去年の夏ごろからインターンをして就職活動をすることが当たり前になっていると、ふと気付けば面接に受かることや内定をとること、志望度の高い会社に入ることが目的になっていることがあります。

そんな時に、

「あなたは何のために働くのですか？なぜ就職という道を選ぶのですか？」

と面接で聞かれると、答えに詰まってしまう人がいます。

就職活動を始めたころには考えた人も、忘れてしまっているかもしれません。

就職活動は会社に入ることが目的ではないと言いますが、じゃあ何が目的なのか？

私たちはいろいろなストーリーや価値観をもっているはずです。
かっこよくなくてもいいです。自分の想いを語ってほしい。

・企業の看板を背負って自分を鍛えていくことで貢献したい

・奨学金をまずは返済して、家庭を持ちたい

・周りの人に育て助けてもらった分、これから自分が役に立つ側になりたい

・これまで成果が出ず悔しい想いをしたことも、仕事で成果を出すことで見返したい

・仕事を通じて人間的に成長して、素敵なパートナーに巡り合いたい

・とにかく稼いで将来は海外に別荘を持って暮らしたい

・仲間と一つの目標を達成して、終わったらおいしいビールが飲みたい
・姉弟を進学させるために親の負担を減らしたいし、自分も支援したい

・会社の商品やサービスがあるから出会えるたくさんの人に出会い人生を豊かにしたい

・人とのつながりやビジネスセンスを磨き、地球環境を守るための活動をしたい

なんだろう・・・・？

あなたの働く目的を、もう一度思い出して言葉にしてください。

その目的を思い描くと、自分の力がわいてくるものですか？

将来不安だから、とか不安や恐れからほぼ100％行動している場合は、長く走るのが辛くなりますから、前向きな理由も考えてみましょう。

その目的を聞くと、周りも応援したくなったり、「利他」の精神もあるといいですね。

目的は、仕事で辛いことがあったり、やる気が出ない時があったりした時あなたにとって「ここで働く意味」を思い出させてくれるエンジンになります。

就活でしんどい時があっても、思い出すといいですね。だって、もし希望の会社に受からなかったとして、その働く目的が果たせないわけではないから。

その目的さえあれば何度でもやり直せるし、また走り始められます。

就活しか考えられない人も、本当はたくさんの選択肢があるわけで。

同世代でも、留学する人、今のアルバイト先で働く人、教師や看護師、医師、公務員などの勉強や資格試験を受ける人など、実際にはたくさんいます。

就職活動することを人の目とか流れに流されるのではなく、自分の意味をもって選べているでしょうか？

何のため？もう一度自分に聞いてみてくださいね。

八重洲のサウスタワー、雲が映りこんできれいでしたー。

以前、AllAboutで書いたコラムが参考になると思いますのでご紹介します。あなたに合ったキーワードが見つかるかもしれません。
最終面接でもよく聞かれる「仕事をする意味」の考え方（AllAboutコラム）

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