今日は朝から私が学生時代より尊敬してやまない先輩とお話して「その人の仕事ぶりや人柄によって、仕事は向こうからやってくるのだなぁ」ということを改めて感じました。
私から見た先輩は、年上ながら可愛らしくて、くるくる大きな愛嬌たっぷりの瞳にパワーがみなぎっていて、どんな話もしっかり聴いて受け止めてくれて、何でも見抜いてしまうような人です。
ちなみにどれだけ尊敬してやまないかというと、就職活動の面接でもその先輩が当時在籍していた企業に応募した時に「○○さんのようになりたいです。どんな経験や力がつけばなれますか?」と面接で聞いていたほど(ちょっとは自分で考えろよ、私)。
ずーっと、○○さんみたいな女性になりたいなというイメージの柱になっていた方です。
私が初めてお会いした時には、人材サービス企業で営業や企画マネージャーとして活躍していました。その後、元同僚だった方から声がかかり、外資系ブランド化粧品メーカーの人事に。
その企業でも数年にわたって採用の仕組みから実務を幅広く担当され、最近はまたお声がかかったことがきっかけでキャリア支援の分野で独自の地位を築いて成長し続けているNPO法人※に参画されたばかり。
※ちなみに、それはキャリア大学を運営されているキャリアクルーズさん。大学1・2年生対象のキャリア教育で、国や業界トップ企業、学生から圧倒的な支持を受けている団体です。驚くほど少数精鋭で影響力のあるプロジェクトを立ち上げているすごいチームです。
気になる企業の同じ大学のOBを検索して会うことができる「Visits OB」というこれこれ待ってましたー!というサービスももうすぐオープン予定でプレエントリー受付中とのこと。学生はもちろん企業の人事としてもこんなインフラがあると助かりますよね。待ち遠しいです。
素敵なパートナーの方と協力して子育てを両立しながら、自分の力が入るキャリアを切り拓かれていて変わらずかっこいいなあと。
会社で日々成長して周りに信頼されながら、成果を積み上げていく。すると自分からその企業を飛び出そうと思っていても思わなくても仕事の方からやってくるんですよね。先輩の場合も、もうすぐ転換期かなあ、もう少し先かなと考えていたタイミングで、ピンとくるお話があったそうです。
モテる人の原理。必死にアプローチしたり婚活していなくても、その人が素敵であれば何もしなくても周りが放っておかないのと同じですよ。
仕事を変えるときは、就職活動でやってきたように、必ずしも応募書類を書いて採用してください!と知らないところに飛び込むやり方だけではないということです。周りからスカウトされる働きをする。20代でもそんな転職をしている人はいますし、キャリアが積みあがり人間関係が豊かになるとまた選択肢ができます。
よく就職活動をするときに「転職しやすい会社かどうか」とか「ずっと働き続けられるか」という基準を大切にする人がいますが、それは会社の名前や環境があればどうにかなるだろう、なければダメだと依存気味になっているかもしれませんよ。
もちろん、外資戦略系コンサル企業やリクルートなどのように卒業生を多数輩出していてそのネットワークが強いから転職するときに有利な会社があるのは事実です。でも、元々そういった企業に入る力があり、そこで実績を出せる人がうまく環境を使えるから転職しやすいのであって、どれほど活用できるかどうかは結局のところ自分次第ということです。
どの会社に入るかが大きな差を生むのではなくて、自分がその会社でできることを積み上げて実績をつくっていけば周りが放っておかないし、どんどん自由に働き方も仕事も選べるようになってきます。そんな状況を、まだ知らないとかイメージができないだけだと思う。大人の世の中は表には出てこないけどそんなケースに満ちています。
ただ会社で成果を上げればいいというだけではなくて、仕事でもプライベートでも関わる人たちといい関係をつくっていく人間性を持っているバランスが大事だと思う。だっていくら仕事ができたとしても、結局その人と同じチームとして働きたいかどうかはまた別ですもんね。
ただ会社で成果を上げればいいというだけではなくて、仕事でもプライベートでも関わる人たちといい関係をつくっていく人間性を持っているバランスが大事だと思う。だっていくら仕事ができたとしても、結局その人と同じチームとして働きたいかどうかはまた別ですもんね。
こんなことを考えていると、はじめて就職する会社はそれなりに人生に影響を与えるけれど何か決定づけるわけではないわけです。それよりも、どんな気持ちでその会社や仕事を選択し、決断したのか?ということが、今日あなたが進む一歩にも影響を与えていくんだと思いますよ。
就職する機会に、はじめてこれからの方向性や、大切にしていきたいことを本気で考えられたのなら、今日もその方向に向かって歩き出せるわけですから。
内定が決まらなくて焦っている人は、今だからこそ視点をもっと先に伸ばして気持ちを整えた方がいいですし、就活を終えた人も、やっとスタートにたったのだという意識で半年、3カ月、1カ月、1日を大切に過ごしていくことを考えることをおすすめします。
内定が決まらなくて焦っている人は、今だからこそ視点をもっと先に伸ばして気持ちを整えた方がいいですし、就活を終えた人も、やっとスタートにたったのだという意識で半年、3カ月、1カ月、1日を大切に過ごしていくことを考えることをおすすめします。
大きな話になってしまいましたが、憧れの先輩とお話ししてやる気満ち満ちた朝でした。ありがとうございました!