入社1ヶ月がその後の1年を左右する理由。 | 就活女子応援☆今日からできる面接対策!

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今日は久しぶりの雨ですね。


就活生とお会いする毎日ですが、
先日から内定者の方向けのフォロー講座の募集もしています。
おかげさまで、就活時期から関わってきたみなさんでで
ほとんどお席が埋まってきました。


この講座開催することになった背景のひとつに、
入社して1ヶ月もたたない内に、組織内の自分のポジションは
”決定”されてしまう、という真実があります。
今日はその話を少ししたいと思います。

内定者はもちろんですが、就活生にも
内定後のイメージを持つためにぜひ読んでもらいたい内容です。


もし、いま入社を直前に控えている気持ちとして
「はじめての環境はちょっと不安だけど、入社してから徐々に会社や人に慣れていこう」
と思っているならそれは、かなり不安定な状態です。

なぜなら、入社して1ヶ月もたたない内に、組織内の自分のポジションは
かなりの割合で”決定”されてしまい、なかなか変えられないからです。

就活で「トップ内定(他の内定者の中でも高い評価を得て内定すること)」を
めざす大切さをうったえている方もいます。
それほど、内定の時点で会社側はひとりひとりの評価がまったく違うのです。

その評価の違いの事実は、トップ内定組の人以外はあまり伝えられません。

高い評価を得てトップ内定する人は、
他社にも内定をもらうことが多いので、会社側から入社してもらうための
口説き文句として
「他の内定者の中でも、ひときわ君は評価が高くて、
入社してからもこんなポジションで活躍してほしいと思う・・」
というような話をされることがあるからです。

そして内定時の評価は、内定者研修のあなたのふるまいでも
ますます強化されていきます。

内定者研修はもちろん”教育”の目的がありますが、
会社側があなたがどんな人かという”評価”をする側面もあります。

そこまでについたあなたの評価がはじめの配属先を決定し、
あなたの評価は配属先の上司にも申し送られていることがほとんどです。

「同期の中でも特にできるやつ」とか「ちょっと弱くて心配」とか。
「○○な面がある」とか。

つまり、配属された時点で既に「何らかのイメージ」を
持たれている可能性が高いわけです。

人事としてそのような場面をたくさんたくさん見てきました。

そのイメージを持たれながら、社会人生活がスタートします。

そして、1ヶ月も立たないうちに、部署でのあなたのイメージが定着します。

そこで「できない人」いう立場になってしまった人は
部署内で起こっている問題を全部押しつけられ、背負うことになりつぶされます。
職場の人も悪気がなく、「本当にあなたができないせいだと思ってしまう」のです。
こんなことはどんな職場にも、よくあります。

できない扱いをされているうちに、
自分でもますます自信がなくなり、
結果が出せない状態が当たり前になり、
そのまま普通にやっていれば評価は低いままです。

逆に「できる人」と思われていい立場になった人は
仕事でもチャンスを与えられて、期待され
すぐにチームでも目立つ存在になっていきます。
そのあなたが活躍することで、周りにもいい影響を与えていきます。

はじめの1ヶ月でどちらのポジションを取れたかによって
状況が変わり、1年後の結果は180度変わってしまいます。

そしてここがポイントなのですが、
どちらの立場になるのかは、入社時点での本当のその人の知識や
実力にはほぼ関係がないことが多いということです。

むしろ、まじめで謙虚で控えめな人ほど、
結果的に「できない役」を引き受けてしまう事さえあります。

でも、仕事に対するちょっとしたマインドの違いが、
仕事やお客様に対する反応に影響して、
周りからの見え方を左右して、
結果としてあきれるほど大きな差を生みます。

だから初めが肝心とはよく言ったものですが、
何がなんでも入社して「できる自分」として
会社で生き残るつもりでいてください。

入社してから徐々に・・では太刀打ちできない
新しい環境や試練が待っていますから
入社する前からトップスピードでいく、”できる自分”として状況に
立ち向かおうという姿勢が大切です。

そんな前提やそのために必要な考え方や視点をかなりハイレベルに
お伝えしていく場を、とても心強いご協力を得てつくっていきます。

これを内定者時代に理解できれば、鬼に金棒ですね、と。
表現は古いけど、来月は節分ですしね!

興味ある方は一緒に勉強していい社会人スタートをきりましょう。
就活中のあなたも、入社することに必死になるのではなく
「期待されて会社に入る」「入った会社で活躍する」
という意識で選考を受けていくと、向き合う姿勢が変わるはずですよ。


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