起業は人生の大勝負!それは間違い
はじめて起業をしようと考えている人は大きく広告費などを賭けて事業を短期的に大成功させようと大きなお金を動かします。
ですが、それは本当に「正解」なのでしょうか。
確かにビジネスは1億2千万の売り上げを作るなら1億円準備する必要があると言うのは正しい考え方です。
ですが、芸能人やスポーツ選手ではない一般の方が一番最初に起業するときは大きな資本を準備するのは至難の技です。
そのため、最初は少ない自己資金から始める必要があります。
失敗するケースの代表格として少ない自己資金を担保に金融機関などから借入を行い、最初から大勝負を賭けてしまう人がいます。
これをやってしまうと高い確率で事業は失敗します。
失敗する理由としては
・認知度の拡大が追いつかない
・会社の社会的信用が小さいうちだと借入が不利になる(金利が高い)
・事業の成功確率や根拠が不明確
・提供する商品、サービスが未完成
・経営ノウハウがない
・会社を管理するリソース不足
などが挙げられます。
では、どうすれば失敗の確率を下げられるかというと「小さく始めて小さく稼いでいく」のが創業当初では正しい選択肢です。
創業当初からあまりに大きなお金を借り入れて大勝負をしてしまうのはリスクが高いため、できるだけリスクを最小に抑えた状態で小さな利益を積み上げていくと言う発想の方が創業時には成功しやすいです。
もっと詳しく説明すると創業当初から企業向け、つまりB2Bの商売をするよりも一般消費者向けのC2Cの事業を行なった方が成功可能性は高いですし、いきなり株式会社を設立するよりも個人事業主から始めた方が税金の面で有利に働きます。
このように個人の方が自らビジネスを営む場合には初めから大きな売上高を作ることを目指すよりも小さな利益、つまり実績を積み上げてから、積み上がった利益で大きな勝負を将来的にかけていった方が成功可能性は非常に高いです。
またまだ世の中にないものを売るよりもすでに売れている商品、サービスを真似した方が成功可能性がさらに高まります。
これはすでに世の中に需要があることが証明されているからです。
起業という言葉をよく勘違いする人は「アイデアベース」で考えがちです。
まだ世の中にないものを自分が思いついたから売れる!きっと売れる!と考えますが、正直あなたが思いついたことなど世界中の数十人がすでに思いついていると考えた方がいいでしょう。
自分にだけ思いつくアイデアなどはありません。
起業家気質の方に多いのが、アイデアを思いついた時に、そのアイデアに酔ってしまう現象です。
そうすると資金計画や法律・規制関連の調査、利権関係の調査などが疎かになり、高確率で失敗します。
はじめての起業では、すでに市場が形成されている、つまり需要が確かに存在して求められているものを選ぶべきですし、今後の成長可能性が確かに存在する市場を選ぶべきです。
最近では市場でニッチな部分を狙え!などと言われますが、ニッチな部分とは大手などがまだ参入していない市場の中の「スキマ」のことです。
このニッチな分野をピンポイントで新規参入者が狙うことは確実に不可能です。
ニッチに見えているだけですでに大手がやってみて問題があったケースや、そのニッチな部分に消費者の需要がなかったケースなど新規参入でいきなりニッチな分野を切り開くのは、ほぼ確実に不可能です。
まずはマネをしてみることです。
市場が形成されており、今後の成長が期待される分野で大手のマネを素人なりにやってみる。
その中で大手にはできない部分というのが稀に見えてきます。(ほぼありませんがw)
もし、ニッチな分野が見つかったら、そこに資金をベッドするイメージが正しい創業のイメージです。
この方法だと短期的に成功しないという意見やスピード感が足りない!という意見、そして出資が集まりにくい!という意見などあると思いますが、最初から大きな賭けに出て大失敗して再起不能になるよりも最初は小さな利益を積み上げる中で小さな失敗を積み重ね、学びを得る方が得策です。
大きな利益を生み出せたかもしれない分の期待に対する機会損失は学びを得るための勉強代と思ったほうがいいでしょう。
99%の確率で失敗するけど1%の確率で年商1億になるビジネスよりも、90%の確率で年商1000万になるビジネスをやるべきです。
私たちメンズ脱毛セブンがやっているフランチャイズビジネスは後者です。
確かに短期的に大きな年商はでません。これは事実です。開業して最初の数ヶ月間は苦しいです。
ですが、その苦しい期間も私たちは徹底してオーナー様をサポートしますし、メンズ脱毛分野は大きな成長が期待されているビジネスです。
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