(※訪問時期が5月上旬の時間差更新です。)
北海道の札幌ラーメン、福岡県の博多ラーメンと並び、日本三大ラーメンの一つに数えられている福島県喜多方市のご当地ラーメン『喜多方ラーメン』。
喜多方市は人口4万人台でありながら、ラーメン提供店は市内に100軒以上あるといわれていて、栃木県の佐野市と対人口比の店舗数日本一を競っているというラーメンの町。
喜多方ラーメンの特徴は、豚骨、鶏ガラ、煮干し等を使ったあっさり澄んだスープに醤油味がベースですが、お店によって塩味や味噌味など様々。
特に個性的なのが「平打ち熟成多加水麺」と呼ばれる麺で、一般的な麺より水分を多く含んだ約3~4mm幅の平打ち太麺、独特の縮れた形状があり、食感はモチモチと柔らかめなのが特徴。
そして喜多方ラーメンの美味しさの決め手になっているのが、市内に送られる地下水・水道水に多く含まれる「平成の名水百選」に選ばれている熱塩の「栂峰(つがみね)渓流水」で、ラーメンの麺やスープに使われるだけでなく、醤油や味噌を作るのにも欠かせない資源になっているとのこと。
また喜多方ラーメンのお店は朝から営業しているお店が多いのも大きな特徴で、今回訪れた『ラーメンうめ八(や)』も朝7時から営業しているお店。
こちらは喜多方ラーメンを代表する名店の一つ、「坂内食堂」で修業された方が、2014年10月にオープンしたお店という情報が出てきました。
場所は喜多方駅から徒歩29分の距離。
駐車場は店舗前にありました。
この日は土曜日、お店には開店時間直前の6時55分くらいに到着。
名前と人数を記載する名簿が店頭にあり、確認するとこの時私は5番目でした。
開店後は待ち時間無く1巡目で入店。
ラーメンは醤油と塩の2種類があり、今回は醤油を注文。
【しょうゆラーメン】650円(税込)
スープには豚骨、鶏ガラ、煮干し、利尻の根昆布、椎茸などを使用。
油は控えめ、出汁の旨味とじんわり醤油が香る、とてもあっさりした優しいスープ。
麺は平打ちの太縮れ麺、プリプリモチモチの食感。
トッピングはチャーシュー、ネギ、メンマ。
メンマはやや薄めの味付け。
チャーシューは臭みがなく、旨味と共に脂がとろける柔らかいタイプで美味しかったです。
朝食にピッタリの優しくて美味しいラーメンに満足。
喜多方での朝ラー巡り、大好きです!
ご馳走様でした!
ラーメンうめ八
0241-24-5045
福島県喜多方市北町上47
https://tabelog.com/fukushima/A0706/A070601/7012241/