「バンブルビー」インドレストランの3倍の量を使用する、スパイスたっぷりの自己流カレー! | 全国のグルメ食べ歩き

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(※訪問時期が11月下旬の時間差更新です。)





2006年6月にオープン、大阪市西区西本町にある、スパイスカレーの人気店『バンブルビー』。


店名はエレキギターなどに使われるマルハナバチに似たパーツの名称に由来するそうです。


店主の方は長年サラリーマンとして勤務していたため、カレー店での修業はなく、スパイスの使い方を自己流で研究してきたそうです。


目標としてきたのは道頓堀にあった「モンティー」というインドレストラン。


モンティーはスパイスを全て朝挽きして焙煎して使うスタイルで、バンブルビーでも同じく生で仕入れたスパイスを、その日使う分だけ焙煎して使うそうです。


こちらのお店のスパイスカレーは、インドレストランの3倍の量と言われるほど、大量にスパイスを使用するのが大きな特徴。


ひとつのカレーには30種類くらいのスパイスを使用し、提供している9種類のカレーそれぞれで組み合わせを変えるそうです。


ハーブやスパイスが苦手な人や、刺激に弱い人にはオススメできないと言われるお店。


私は正直そこまで刺激に強いわけではないですが、適度な刺激のスパイスカレーは大好物。


どれくらい刺激的なカレーなのか、一度食べて確かめることにしました。笑





場所は地下鉄「本町駅」の24番出口から徒歩4分ほどの距離。


駐車場はありませんが、お店の南側にコインパーキングがあります。


この日は平日水曜日、お店には11時半頃に到着。
店内はカウンター7席と4人掛けテーブル×2。


この時カウンターが4席空いていて、待ち時間なくすぐに入れました。





カレーメニューは9種類。


1種類のみの単品だけでなく、3種類のあいがけを楽しめるメニューもあるので、色々食べ比べできます。


それぞれのカレーのスパイス度数が書いてあるのもわかりやすいです。


山羊が珍しくて特に気になったのですが、これは1番辛いようなのでやめておきました。笑


初めての人が特に注文するのが『3色カリー』。


こちらはとり肉キーマと、野菜orSeaFood、そして牛肉、鴨肉、マトン、とり肝の4つ中から1つ選んで注文します。


今回はとり肝を選択し、3色カリーを注文!


ご飯は白米か玄米か選べるので、玄米にしました。



【3色カリー】1200円(税込)


カレーは右上から時計回りにとり肝、とり肉、野菜。


真ん中にはヤングコーンとかを炒めたような副菜、周りにはレタスに花をトッピング。


店主が病気の療養中に訪れたジャワでカレーを振る舞った際、皿に現地の花を添えたことが好評だったことから、カレーに花を添えるようになったそうです。


玄米はかためのパラパラ食感で、全体的に結構ボリュームがあります。


まずはスパイス度数の優しい野菜カレーから。


野菜はマッシュルーム、グリーンアスパラ、芽キャベツが入っています。


芽キャベツとアスパラは結構ゴロゴロと存在が目立ちますが、食べると溶けるくらいの柔らか食感。


塩気はかなり控えめで、野菜の甘味を顕著に感じるまろやかで素朴な味わい。


しかし後味にはしっかりとスパイスが効いており、辛さは十分ありました。


次はとり肉キーマ。


どろっと滑らかなペースト状。


旨味の効いたコクのある味わいをベースに、ガツンと効いたスパイスの刺激。


私にとっては汗が一気に吹き出すくらい十分辛いのですが、まだ旨辛というレベルでかなり美味しかったです。


最後はとり肝キーマ。


こちらはレバーやハツといった具材もゴロゴロ入っています。


少し甘さの効いた味付けで、レバー特有の濃厚な味わいと、少しクセのある特有の風味が個性的。


弾力のあるハツも美味しいです。


さらにスパイス度数が上がり、私にとって食べられるギリギリくらいの辛さでしたが、汗でボトボトになりながらもなんとか完食。



個人的に今回食べた中ではとり肉キーマが1番好みでした。


確かに刺激が強いカレーでしたが、この刺激がクセになり、夢中で食べてしまう美味しさで大満足。


いつか山羊やマトン、ラムレバーなど、スパイス度数が特に高いカレーにも挑戦したいです。


ただ、もう少し鍛えてから行ってみようと思います。笑


ご馳走様でした!




バンブルビー
06-6534-0894
大阪府大阪市西区西本町1-14-2 住吉ビル 1F