昭和22年(1947年)創業、京都市下京区の松原通りにある、昔ながらの「コッペパンサンド」をメインに販売している老舗のパン屋さん『まるき製パン所』。
以前はお店の近くに女子高があり、学生のお客さんが通学時に大勢買いに来ていたそうです。
それでパンがあっという間に売れてしまうため、具材を挟むだけですぐに出せるよう、コッペパンをメインに作るようになったそうです。
最近ではあえて昔ながらのコッペパンを販売するお店が増えましたが、昔から変わらず販売を続けているお店はそこまで多くない気がします。
京都で人気のパン屋さんの中でも貴重な存在と思い、とても惹かれました。
お店の場所は大宮駅、四条大宮駅が最寄りで徒歩8分ほどの距離。
駐車場はお店の向かいにありました。
この日は平日の金曜日、お店には7時半頃の訪問。
月〜土曜日は6時半、日祝は7時と朝早くからやっているのも嬉しいですね。
販売商品はやはりコッペパンサンドがメイン。
人気NO.1はハムロールだそうです。
こちらのお店ではあんぱんもコッペパンサンドタイプ。
カレーパンは楕円形のオーソドックスな形状でしたが、「ニューバード」という細長いカレー味の揚げパンもあるらしく、食べたかったのですがこの時売っておらず。
今回は気になったコッペパンサンドを合計3個購入。
価格はいずれも税込表記です。
【ハムロール】170円
マヨネーズを塗ったパンに、ハムとキャベツを挟んだとてもシンプルなパン。
コッペパンはふんわり柔らかく、ほんのり甘くてパンそのものも美味しいです。
シャキシャキキャベツとハムは間違いない組み合わせ。
少し酸味の際立つあっさりとしたマヨネーズで、素朴な美味しさでした。
【カツロール】220円
カツはトンカツではなく、ハムカツでした。
ハムロールに比べてかなり厚切りのハムが使われていますが、ハム自体はハムロールと同じものですかね?
カツの衣はザクッと、ハムは弾力のある食感。
味付けはソースとマヨネーズ。
濃い目の味付けで千切りキャベツとのバランスも良い感じ。
美味しくて食べ応えも抜群、満足度が高いパンでした。
【エビプリカツロール】260円
名前通り、ギュッと身の締まったプリプリのエビカツに、レモンとタルタルソースをサンド。
中のエビはそのままの形ではなく、細かくしたものを形成して揚げている感じ。
衣はザクッと、身は確かにプリプリとした食感。
甘酸っぱい味付けにレモンの爽やかな風味も相性抜群。
今回買った中ではこれが1番美味しかったです!
同じコッペパンでも、具材のバリエーションで色んな味わいを楽しめますし、値段もお手頃でボリュームがあるのも良いですね。
これからもずっと続いていって欲しいお店です。
ご馳走様でした!