「三宮一貫楼 本店」(兵庫県神戸市中央区)本店で楽しめる美味しい中華料理の数々! | 全国のグルメ食べ歩き

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(※訪問時期が11月上旬の時間差更新です。)




神戸の元町駅近くにある、「豚まん」が看板商品の中華料理店『三宮一貫樓』。


一説では日本の中華まんは神戸が発祥と言われており(神戸中華街にある「老祥記」発祥説)、豚まんは神戸で親しまれているソウルフード。


神戸には豚まんの人気店がいくつかありますが、こちらのお店は特に人気で、多い日は1日8000個を販売するそうです。


三宮一貫樓の歴史は、1954年に神戸市兵庫区荒田町で始めた小さな中華料理屋「ひさご食堂」が始まり。


二宮にある製麺店から暖簾分けをしたお店で、当時のメニューは八宝菜と焼きそばだったとか。


その後1958年に「荒田一貫樓」に改名。


看板商品である豚まんは、1966年に元町駅前に「三宮一貫樓」の店舗を開業した際に開発したそうです。


現在荒田町の店舗は本社工場となっており、本店は元町駅前の店舗。


その後本店の他、阪神三宮駅店、新神戸アントレマルシェ店、大阪国際空港店、神戸空港店と、テイクアウト店、お土産専門店を展開。


以前テイクアウト店で豚まんを買ったことがあり、美味しかったのでお気に入りのお店。


未訪問の本店では様々な大衆中華料理も楽しめるそうなので、行ってみることにしました。


本店はJR・阪神元町駅より徒歩2分の距離。
三宮センター街の入口にあります。


店舗は1階が売店、2階がレストラン、3階は宴会ルームになっています。





この日は土曜日、お店には20時40分頃に訪問。


外観写真は退店時に撮ったのですが、既にシャッターが閉まっていました。


訪問時はラストオーダー時間(21時)まであと少しだったこともあり、お客さんは数組と空いていました。






メニューは幅広い中華料理のラインナップ。


オススメや辛い料理にマークが入っているのもわかりやすくて良いですね。


ホームページでは豚まん以外で特にオススメという料理として、「中華どんぶり」と「ちゃんぽん」が紹介されていました。


今回は同行者と2人での訪問なので、色々食べたいものを注文し、シェアしながらいただきました。


価格はいずれも税別表記です。



【豚肉玉子めし】667円


開店当初から変わらず人気という一品。


香ばしく炒めた国産バラ肉を半熟玉子でとじた丼。


ふわっ!とろっ!と旨味の効いた玉子に、たっぷりの豚肉がシンプルながら絶品!


ご飯が進みまくりでした。



【蒸し鶏(小)】741円


柔らかくジューシーな肉質。


醤油強めのタレに香草も相性良く、とても美味しかったです。



【チャンポン】667円


所謂長崎ちゃんぽんではなく、炒めた野菜や海鮮がたっぷり入ったあんかけ汁そばという感じ。





麺もちゃんぽん麺ではなくて、柔らかい細中華麺。


具材はイカ、エビ、豚肉、モヤシ、キャベツ、にんじんなど。


旨味たっぷりのトロトロスープはほんのり甘くてまろやかな味わい。


細麺にスープがたっぷりと絡んで、これも美味しかったです。



【餃子1人前】325円


サイズは少し小ぶり。


タレは王道の酢醤油と、神戸の定番の味噌ダレがあります。


柔らかくもちっとした皮はかなり薄め。


餡の味は結構濃い目で、豚のコクのある肉汁と甘味の効いたキャベツの味わいが広がる、とてもバランスの良い餃子。


タレはどちらでも美味しかったですが、個人的には味噌ダレが好み。


ご飯が恋しくなる濃厚な味です。



【うめしそ餃子1人前】352円


餃子の餡に、梅肉と大葉を加えた11月限定の商品。


こちらはタレなしで美味しく食べられるとのこと。


濃厚な肉の旨味に、梅と大葉のさっぱりした味わいが相性抜群で、こちらもかなり美味しい餃子でした。



【豚まん】176円


創業当時から変わらず、一つ一つ手作りで作るというこだわりの豚まん。


皮はふわっともっちりした食感で、中身はシャキシャキの甘い玉ねぎに、旨味濃厚な肉汁たっぷりでとてもジューシー。


豚まんは個人的にソースで食べるのが好きですが、こちらはそのままでも絶品。


久しぶりに食べてもやっぱり美味しいなという感想。



豚まんは元から好きですが、中華料理もどれも美味しくて改めて好きになったお店。


神戸は本当に中華料理のレベルが高いですね。


ご馳走様でした!




三宮一貫楼 本店
050-5595-5294
兵庫県神戸市中央区三宮町3-9-9