創業明治32年(1899年)、京都市の出町柳駅近くにある、大人気の老舗和菓子店『出町ふたば』。
こちらのお店の看板商品は『豆餅』。
石川県小松市出身の店主が、故郷に伝わる神饌の豆餅に餡を入れたものを考案したのが始まりだそうです。
出町柳の本店以外に、大丸京都やJR京都伊勢丹にもお店があるようです。
せっかく初めて買いに行くなら本店へ行ってみたかったのですが、テレビなど数多くのメディアに取り上げられる有名店のため、お店の前を通るといつも行列が出来ている印象。
今回平日の夕方に前を通った時空いてたので、元々行く予定はなかったですが、寄っていくことにしました。
お店は出町柳駅の5番出口が最寄りで、西へ徒歩4分ほどの距離。
駐車場はありませんが、1500円以上の購入で提携駐車場の30分無料券がいただけるようです。
この日は平日金曜日、お店には16時半頃の訪問。
数人の待ち列だったのですんなり買えるのは良かったのですが、この時もうほとんどの商品が売り切れ。
残っていたのは豆餅、桜餅、赤飯くらいでした。
元々食べたかったのは豆餅なので、それが残っているのは良かったのですが、花見だんごや桜だんごも食べたかったですね。
今回は豆餅と桜餅を購入!
【名代豆餅】200円(税込)
豆餅は2個購入。
日持ちは当日限り。
買って5時間後くらいにいただきました。
こしあんには北海道十勝産の小豆、豆は北海道美瑛産の赤えんどう豆、お餅には滋賀羽二重もち米の新米を使用し、蒸してから2度に分けて丹念につきあげるそうです。
何より驚くのが、豆のホクっとした硬めの食感に、香り高い風味。
そして塩気がしょっぱいくらい強めに効いています。
餅は柔さと弾力を兼ねたモッチリとした食感。
滑らかなこしあんは、甘さ控えめでコクのある濃厚な味わい。
やはり豆の存在感が大きく、豆あってこそのお菓子という印象ですが、個人的にこの豆が苦手という、あまりにも申し訳ない結果になってしまいました(°_°)
【桜餅】250円(税込)
道明寺粉の生地でこしあんを包んだ、王道関西風桜餅。
塩漬けの桜の葉は2枚使用。
葉っぱはバリバリと硬く、塩気もかなり強め。
いつも葉っぱは一緒に食べるのですが、こちらは途中で1枚剥がすことにしました。
こしあんは豆餅と同じか、かなり近い感じです。
粗めの粒々食感に、桜の風味も結構強めで、葉っぱを外した後はとても美味しく頂けました。
ずっと気になっていた豆餅、ようやく食べれて良かったです。
また秋限定という栗餅なども食べてみたいところ。
ご馳走様でした!