(※訪問時期が11月下旬の時間差更新です。)
京都市右京区西院に2017年7月12日にオープンした、濃厚鶏白湯が人気のラーメン店『麺屋さん田』。
店主の三田さんは「一風堂」で3年、「吟醸らーめん久保田」で7年修業されたそうです。
吟醸らーめん久保田で人気だった限定メニュー、「鶏白湯つけ麺」や「博多越」などのスープは三田さんが手掛けていたとのこと。
その経験から、当初麺屋さん田では鶏豚骨と豚骨の2本で営業する予定だったそうです。
しかし気に入った物件が見つかって契約をする際、不動産店から「豚骨は炊かないか?」と聞かれ、その場で思わず「はい」と答えてしまったことから、鶏白湯の専門店になったとか。笑
私は一乗寺の「極鶏」のような、ドロっドロの濃厚鶏白湯が大好きなのですが、こちらのお店は極鶏を彷彿とさせる濃厚鶏白湯という噂。
長らく気になっていたお店で、今回念願の初訪問です。
お店は西院駅と西京極駅の間くらいで、いずれの駅からも10分ちょいの距離。
イオンモール京都五条の北側すぐそばにあります。
駐車場はコインパーキング等を利用。
ただ、お店のすぐ近くには見当たらなかった気がします。
この日は平日金曜日、お店には20時前の到着。
店内はカウンター10席ほど。
この時2席空いていたので、待ち時間なく済みました。
注文は券売機での食券購入。
メニューはつけ麺、ラーメン、カレーラーメン、担担まぜそば。
つけ麺もカレー味に変更できるようです。
1番のメインはつけ麺という印象なので、今回はつけ麺を並で注文。
【つけ麺 並】900円(税込)
丁寧に下処理した鶏と水のみで炊き上げたスープは、ミキサーでペースト状にした鶏肉も加えられており、見るからに濃厚なドロッドロの質感。
表面は泡立ちフワッとした口当たりですが、口に入ると少しざらりとした細かい鶏肉の舌触り。
鶏の旨味をとことん凝縮したような、驚くほど芳醇で重厚な味わい。
ガツンと旨味が響く感じではなく、まろやかでクリーミーなタイプ。
見た目ほどの重たさや味の濃さは感じず、結構食べやすいです。
麺は国産小麦を100%使用し、焙煎した胚芽を練り込んだ自家製麺で、やや平打ち形状の太麺。
モチモチした食感に、香り高い風味とほのかな甘味が楽しめる美味しい麺です。
具材は鶏チャーシューにメンマのみとかなりシンプル。
鶏チャーシューは塩と砂糖のみで仕上げてあり、驚くほどしっとりしていて絶品。
メンマは柔らかめのコリッと食感。
味変にはマー油が用意されており、これがまた相性抜群。
香ばしい風味でさらに中毒性が増します。
昆布やウルメなどの割スープで、最後の一滴まで堪能。
好みのタイプの鶏白湯で、大満足の美味しさでした!
同行者が注文したラーメンも味見しました。
ラーメンももちろんドロッと濃厚、麺とスープの一体感が絶妙で、つけ麺より好みという意外な結果でした。笑
カレー味も美味しいという情報を目にしたので、また近いうちにカレー味を食べに行ってみようと思います!
ご馳走様でした!