佐賀県鳥栖市にある、お洒落な人気パティスリー『アンジェココ』。
オーナーシェフは吉川延良さんで、菓子メーカーの商品開発担当や、福岡県の洋菓子店シェフを経て、2000年にこちらのお店を鳥栖市にオープン。
現在の場所へは2008年に移転したそうです。
店名の「アンジェココ」は、フランス語で「天使の卵」を意味しており、ここから幸せが広がっていきますようにと願いを込めてつけられたそうです。
こちらのお店の何よりの特徴が、「スイーツヴィレッジ」という別名を持つ、フランスの田舎の過疎の村をイメージした店舗。
まるで童話の世界のような、とても可愛い雰囲気です。
しかし店内は撮影禁止なので、外観くらいしか写真がありません。
魅力は是非お店に行って体感して欲しいところ。
お店のホームページに写真が掲載されていますし、お店を紹介している記事は検索すると沢山出てくるので、とても参考になります。
お店は新鳥栖駅より徒歩10分ちょいの距離で、鳥栖市陸上競技場の近く。
駐車場もありました。
この日は日曜日、お店には14時半頃の訪問。
カフェやジェラート、ケーキなど、ジャンルごとにそれぞれの棟が設けられています。
イートインスペースも店内の色んな場所に設けられていて、沢山のお客さんがスイーツを楽しんでいました。
今回買いたかったケーキが販売している棟の中には、ケーキの他にも焼菓子やチョコレートがずらっと並んでいました。
会計待ちの行列も出来ており、かなり混雑しています。
撮影禁止ですし、商品の種類も豊富すぎてとてもメモしきれません。笑
こちらのお店は「何かと何かを足すことで新しいものを生み出していく」というコンセプトを掲げています。
チョコレートとヘーゼルナッツとレモンや、オレンジと抹茶など、意外な組み合わせや斬新なデザインのケーキが沢山あります。
値段は400円前後が多かった印象。
ジャンルにもあまり偏りがなく、あれもこれも気になりすぎて、非常に悩まされます。
他の方の記事で紹介されていた、オススメのケーキをいくつかメモしておいたのですが、お店のホームページで今どのケーキを販売しているかなどが掲載されていないため、事前に何を買おうか予習出来ず。
もし売っていれば買おうと決めていた「カフェオランジェ」はあったので、あとはその時気になったケーキを合わせて合計3個購入!
価格はいずれも税込表記です。
しっとりザクッとしたタルト生地を土台に、スポンジ、カスタード、生クリーム、マロンペースト。
生クリームは無糖?というくらい甘さ控えめで、カスタードはバニラ風味が芳醇。
マロンペーストはずっしりと密度が高く、かなり甘さが強め。
栗の味わいよりも甘さが印象的、かなり重ためのモンブランでした。
【カフェオランジェ】420円
オレンジピールらしきものが入ったスポンジの上に、コーヒームース、中にオレンジのブリュレのようなものが入っていました。
ふわっとコーヒー香るまろやかな味わいのムースに、オレンジの爽やかな風味が意外と好相性。
甘さも上品で、これはかなり美味しかったです!
【フェアリーシャポー】420円
なんだかプルプルしていて、スライムを思わせるようなビジュアル。
周りはふわっと滑らかなピスタチオムース、中はラフランスジュレ、底はシロップが染み込んだスポンジといった構成。
ピスタチオムースは単体だと結構濃厚なのですが、全体で食べると特にラフランスの味わいが顕著で、かなりフルーティなケーキでした。
味の意外性と見た目の面白さから、今回一番お気に入りのケーキになりました。
他にも気になるケーキが沢山あったので、また買いに行きたいところ。
こちらのお店は系列店に和菓子屋『お菓子村 杏都』というお店もあるそうなので、とりあえず次回はそちらに行ってみたいと思います。
ご馳走様でした!
パティスリー アンジェココ
0942-81-1638
佐賀県鳥栖市蔵上4-121