「味の大王室蘭本店」(北海道室蘭市)苫小牧の味の大王総本店とは異なる、室蘭本店のカレーラーメン! | 全国のグルメ食べ歩き

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(※訪問時期が8月下旬頃の時間差更新です。)

 

 

札幌の「みそ」、函館の「しお」、旭川の「しょうゆ」に続く北海道第4のラーメンや、釧路を加えた第5のラーメンなどと言われる、室蘭の『カレーラーメン』。

 

 

豚骨系スープにカレーペーストを合わせ、麺は縮れ麺、トッピングにはモヤシとワカメ、チャーシューが乗ることなど、大まかな特徴はあるものの、明確な定義というものは無く、お店によって様々なバリエーションがあるそうです。

 

 

室蘭市公式による「室蘭カレーラーメンの会」も発足し、町おこしのためご当地ラーメンとしてPRしているカレーラーメン。

 

 

そしてその元祖のお店として知られるのが、『味の大王』というお店だそうです。

 

 

しかしいざ味の大王というお店を調べてみると、本店として出てくるのが室蘭市と苫小牧市。

 

 

室蘭カレーラーメンと言われるくらいなので、室蘭が発祥?と思っていたのですが、どうやら北海道におけるカレーラーメンの発祥は苫小牧とのこと。

 

 

カレーラーメンは1965年に創業した、苫小牧の味の大王がメニュー化して提供したことに始まるそうです。

 

 

室蘭の味の大王の創業者は、苫小牧の味の大王(当時は岩見沢駅前商店街にお店があった)で修業をし、1971年に暖簾分けの形で室蘭にて創業。

 

 

苫小牧が発祥とはいえ、今や室蘭の名前で知られている印象が強いカレーラーメン。

なんだか面白いですね。笑

 

 

しかし苫小牧と室蘭の味の大王では、カレーラーメンの味が結構異なるそうです。

なんでも苫小牧の味の大王は、今の人の味覚に合わせて味を変化させているそうです。

 

 

今回初めて北海道でカレーラーメンを食べるので、両方の味の大王に行ってみようと、苫小牧の味の大王の後にこちらの室蘭本店へと行ってみました。

 

 

室蘭の味の大王は、1971年に室蘭市輪西町にて創業しましたが、1972年に現在の中央町の室蘭本店へ本店機能を移設。

他にもいくつか支店を展開しているそうです。

 

 

苫小牧の味の大王もいくつか店舗を展開しているので、苫小牧系列と室蘭系列とでややこしくなりそうですが、両者の区別は店名の「味の」と「大王」の間に○で囲んだ王の印が入ると苫小牧系列だそうです。

 

 

室蘭本店は室蘭駅が最寄で徒歩6分ほどの距離。

 

 

駐車場は少し離れた商店街専用パーキングを利用、お店で無料券がもらえるそうです。

 

 

この日は平日木曜日、20時前くらいの到着。

店内には2組ほどお客さんがいました。

 

 

 

ラーメンメニューには名物のカレーラーメンの他、味噌、塩、醤油味もあります。

 

 

あとはトッピングの違いでバターコーンやキムチ、ワカメ、野菜などのラーメン、焼きそばやカレー焼きそばもありました。

 

 

カレーラーメン食べると決めていましたが、夏の頃だったので、正直1番惹かれたメニューは「カレー冷しつけ麺」でした。笑

 

【カレーラーメン】750円(税込)

 

 

スープは若干とろみがありますが、比較的シャバっとした質感。

この時点でスープのとろみが強かった苫小牧の味の大王とは全然違いますね。笑

 

 

味もマイルド気味だった苫小牧に比べ、コクもスパイシー感も強め、結構辛さもあります。

こってりという重さは感じないものの、濃い目のカレー味でかなり美味しいです。

 

 

麺は熟成させた自家製の中細縮れ麺で、縮れも結構強め。

少しもっちりした柔目の食感で、しっかりスープに馴染んでいます。

 

 

具材にはもやし、ネギ、ワカメ、チャーシュー。

チャーシューは厳選した肩ロースを使ってこだわっており、柔らかくて厚みもあり美味しかったです。

他はカレーラーメンっぽいオーソドックスな具材。

 

 

味の大王だけに関して言えば、個人的には室蘭の味の大王の方が好みでした。

カレーラーメン自体は様々な提供店が存在するので、またちらほらと巡っていきたいところ。

 

 

ご馳走様でした!

 

 

 

味の大王 室蘭本店

0143-23-3434

北海道室蘭市中央町2-9-3 

https://tabelog.com/hokkaido/A0108/A010803/1004612/