(※訪問時期が8月中旬頃の時間差更新です。)
青森県の大鰐町にあるデザートレストラン。
お店を立ち上げたのは2003年らしく、普通のカフェとは少し異なる独特な雰囲気が魅力的なお店。
店名の『シュバルツバルト』というのはドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク州に位置する森・山地のことで、ドイツ語で「黒い森」を意味するそうです。
人気メニューにはシュバルツバルダーキルシュトルテというドイツの伝統菓子もあるため、ドイツ系のお店なのかも知れません。
今回は秋田から青森市へと移動途中、大鰐温泉へ寄っていこうと思ったところ。
何かおやつでも食べようかと検索したら、こんなにお洒落なお店を見つけたので行ってみることにしました。
お店は大鰐駅や大鰐温泉駅より徒歩4〜5分くらいの距離。
駐車場は店前に数台分ありました。
この日は日曜日、お店へは16時過ぎの到着。
この時丁度先客が会計を済ませて出てきたタイミングで、店内客は私1人のみとなりました。
メニューは旬のフルーツにこだわっており、季節によって様々変わるらしく、この時期はメロンやトロピカルフルーツがメインだそうです。
土日祝限定で、シュバルツバルダーキルシュトルテの二品仕立てのコースがあったので、今回はこちらを注文しました。
ドリンクは単品注文で、コーヒー、紅茶、ソフトドリンクがあったので、マンデリンというコーヒーを注文。
こちらのお店は店内での写真撮影が厳しいという情報を目にしたので、しっかり一声かけておく必要がありそうです。
【マンデリン】550円(税込)
後引かない適度な苦味とコクがあり、かなり香り高い美味しいコーヒーでした。
【シュバルツバルダーキルシュスペシャル】1020円(税込)
「木苺のスープ」と、「黒い森のチェリーケーキとピスタチオのアイスクリーム」の二品仕立て。
先に木苺のスープが出てきました。
木苺をスープでいただくのは初めてですが、少しシロップのようなイメージ。
かといってシロップというほど甘味は強くなくスッキリとしており、木苺を液体で味わっている感覚、香りも良くて美味しいです。
果肉も入っていて、中の具材はパンナコッタみたいなやつでしたかね?
スープの印象が強くてここは曖昧ですみません。
そして二品目は黒い森のチェリーケーキとピスタチオのアイスクリーム。
黒い森のチェリーケーキというのが、シュバルツバルダーキルシュトルテのこと。
サワーチェリーをふんだんに使ったチョコレートスポンジのケーキで、チェリーのお酒を効かせた生クリームとピスタチオのアイスが添えられています。
本来のシュバルツバルダーキルシュトルテは、もっと周りがクリームで覆われているイメージですが、こちらはそうではなく真っ赤なチェリーの色味が目立ちます。
甘くて美味しいたっぷりのチェリーに、そこまで主張しないまろやかなチョコレートスポンジ。
クリームもチェリーの風味が芳醇、チョコレート色強めですがチェリー感満載のケーキでした。
そしてピスタチオのアイスが濃厚でめちゃくちゃ美味しかったです。
ケーキとの相性も抜群。
退店間際に他のお客さんが来るまで客は私1人だったということもありますが、静かでお洒落な空間でなんだか優雅なひと時を過ごせました。
結構良い値段はしましたが、ケーキも美味しくて大満足。
ご馳走様でした!
シュバルツバルト
0172-48-2895
青森県南津軽郡大鰐町字川辺5-28