オーソドックスなうどんからユニークな創作うどんまで、非常に豊富で多彩なメニューを取り揃えた人気のお店。
メディアにも取り上げられることの多い有名店とのこと。
創業は1996年らしいですが、現在の店舗は2007年に移転してきたそうです。
どうやらこちらのお店、大阪難波にあるうどん店「釜たけうどん」の店主の方の修業先という噂。
釜たけうどんは、関西のダシ文化を生かし、大阪人の好みに合わせた「大阪讃岐うどん」というジャンルを生み出した偉大なお店。
個人的にうどんの美味しさにハマるきっかけとなった名店です。
釜たけうどんは現在閉店し、店主の方は釜たけうどんとは異なる細うどんを売りにした「き田たけうどん」というお店を最近オープンしたそうです。
釜たけうどんのことについてばかり書いてますが、そういう情報を目にすると大阪人としては是非とも行ってみたいところ。
お店は駅から遠い立地で、最寄駅の太田駅からも徒歩30分以上の距離。
駐車場は広々したものが設けられています。
この日は祝日の海の日、12時半頃の到着。
レンガ造りの独特の雰囲気のお店で、一般店のうどん店のように見えましたが、店内はセルフ式の模様。
セルフ式でありながら、店内はゆったりと食事を楽しめるようにとこだわった空間で、広々と席数豊富に設けられています。
待ち列はなかったものの、店内は多くのお客さんでなかなかの混雑具合。
人気のお店です。
多彩なメニューが特徴のお店とは聞いていたものの、いざメニューを見るともう豊富すぎるラインナップに困惑します。
オーソドックスな王道系から、他店では見たことない創作メニューまで。
また蕎麦やラーメンといったメニューもあります。
メニューの一覧や値段は、公式サイトにわかりやすく掲載されています。
天ぷらや肉などがうどんでよく見るトッピングですが、こちらのお店で驚くのがマグロの刺身が乗ったうどんメニューがあり、しかも人気ナンバーワンとのこと。
この日は同行者と2人での来店。
マグロのうどんは山芋が乗っており、同行者が苦手らしくシェアしにくいので、違うメニューで考えてみようと思います。
しかしメニューを見れば見るほど、多すぎてなんだかよくわからなくなるので、もうなんとなくの感覚で、揚げ餅おろし肉ぶっかけうどんと、謎にラーメンを注文してみました。笑
セルフ式なので、うどんを注文した後は天ぷらやご飯類、おでんなどのサイドメニューをお好みで取り、会計をします。
注文したうどんにデフォルトで付くトッピングは、お店の方がうどんに乗せて仕上げて提供してくれます。
一切の作り置きをせず一品一品仕上げるため、少し提供まで時間がかかります。
よくあるセルフ店では列の流れの中でうどんを受け取り、薬味など乗せて自分で仕上げますが、こちらのお店では会計後に番号札を受け取り、呼ばれたら受け取り口へ料理を取りに行くというスタイルでした。
ラーメンは割と早く出来ましたが、揚げ餅に時間がかかるからかうどんは少し待ち時間がありました。
【揚げ餅おろし肉ぶっかけうどん 冷 小】660円(税込)
たっぷりのお肉に揚げ餅が2つ、刻みネギ、大根おろし、レモンスライスが乗ります。
うどんは一玉230gとやや多め、少し柔さを感じるもっちりとしたコシの太うどん。
具材もヘビーですがうどんだけでもなかなか食べ応えあります。
揚げ餅は表面のサクサク食感と香ばしい風味が餅に良く合い、めちゃくちゃ美味しいです!
驚いたのが、牛肉の味付けがかなり甘め。
つゆにも甘みが交じり、全体的にまったりとした味わい。
個人的にはちょっと甘みが強すぎました。笑
【和風ラーメン 小】595円(税込)
うどんの食べ歩きに来て、うどん屋でまさかのうどん以外を注文するという愚行に。
しかしラーメンだけでも何種類かあり、せっかく2品頼むからこそのチャンスだと思いました。笑
具材には半熟卵、もやし、刻みネギ、自家製豚角煮。
スープはかけ出汁がベースらしく、魚介出汁の和風な味わいが印象的。
そして結構甘味が効いてます。
麺はややウェーブがかった、かなりツヤのあるツルツルの中細麺。
細めながらもモチっとしたコシがあります。
うどんのお肉も甘かったですが、それをさらに超える甘さだったのがこの豚角煮。
一口齧るとびっくりして声が出ました。笑
初めて食べるレベルの甘さの豚角煮だったので相当驚きました。
ちょっと苦手なのですが、これは完全に好みの問題ですね。笑
出汁と麺はかなり美味しかったです!
この日のうどん巡り、最後に来たお店がこちらでしたが、最後だからといってがっつりしたメニューを頼んでしまいめちゃくちゃ満腹になりました。笑
ご馳走さまでした!
手打うどん 三徳
087-888-2368
香川県高松市林町390-1