ミカンとカイガラムシ | Everyday is a new day!

Everyday is a new day!

「本当の自分」と出会いたい
そして、あたたかくて、優しい毎日を
すっきりと幸せに生きたいと思い
学んだことを実践した記録です

 

 

 

こんにちは
memrera(メムレラ)です。

*私が動物との記事を書くことの
はじまりはこの記事からです。
「私にとっての動物と生きること」

 

数日前、

ベランダに出て、

植物たちを眺めていたら、

なんだかミカンの様子が

いつもと違うことに気がつきました。

 

なんか違う。

でも、

なんだかはっきりしない。

 

なんだろう?

 

と、よ~く見てみると。

 

ミカンの下の方に少し、

葉の表面がキラキラ光って、

その葉の根元になんだか

白い綿のようなものがあるところが

ありました。

 

あぁ、カイガラムシか。

 

ミカンの木に

カイガラムシという

虫が住み始めたんですね。

 

さて、このカイガラムシ。

成虫のほとんどは足がなく、

移動しないと言われていますが、

ではいったい、

どこから来るのかというと。

 

風に乗ってくる

鳥や昆虫が運んでくる

自然に発生する

 

そんな感じで、

つまりはいつでもどこにでも

彼らは存在しています。

 

ではなぜ「今」、

我が家のミカンに

「ここに住もうかな?」と

思われたのか。

 

 

現実的な現象としては、

ジメジメとした

風通しのよくなところが

お好みのカイガラムシにとって、

 

ここのところ

ぐんぐん枝葉を伸ばして、

風通しが悪くなり始めたところに、

 

この春、

人間の使いやすさを考えて、

ベランダの配置を換えたことで、

場所的にも風通しが悪くなった

我が家のミカンの居心地が

よかったんだと思います。

 

そして、

この目の前の現実は、

私の内側の映し。

 

ミカン本来のいのちの場所を

私の都合で動かしてしまったように

私の本来のいのちの場所を

何かの都合で動かしてしまって、

生きにくくなっている

私自身について感じていきました。

 

すると1つ。

すぐに思い浮かんだことがあります。

 

数日前のことですが、

例えば、

 

「今日は麻婆茄子にしよう」

 

とウキウキしながら

お買い物に行くのだけれど、

いざ、食材を選び始めた時、

 

よし、今夜はこの茄子にお願いしよう!

 

と、キラキラの茄子をカゴに入れたのに、

見切り品コーナーの茄子を見かけて、

 

「あ、こっちでもいいかな」

 

なんて、

茄子の入れ替えていた自分を

思い出しました。

 

少し前にこころ魅かれた

麻婆茄子に向かって、

喜びから食材を選んでいたはずだったけれど、

お買い物を楽しんでいたけれど、

 

いつの間にか、

 

こっちでも大丈夫

とか、

こっちの方が安い

 

と、

 

最初に感じていた

本来の自分の喜びから

ちょっとずつズレていってしまう

そんな自分を思い出しました。

 

 

安いのがいけないとか

見切り品ではだめという

そういうことではなくて、ね。

 

欲しかったもの、

こころ魅かれたものが

たまたま安かったというのは、

とてもときめくけれど、

 

こっちでもいっか。

こっちでも大丈夫だよね。

 

と感じたそのこころは、

ちょっとトーンが下がっていて、

お買い物が終わるころには、

どこもウキウキしていなくて、

何もワクワクを感じていない

そんな自分のこころの場所だった

そのことを思い出しました。

 

そして、

そのこころの場所から

作った麻婆茄子は、

 

「今日は麻婆茄子にしよう!」

 

と思い浮かんでいた時のそれとは、

ちょっと違うものになっていました。

 

 

そんな本来のいのちの幸せから

ズレてしまっていた私のそのズレを

ミカンとカイガラムシから

気づくことができました。

 

 

教えてくれて、

ありがとうございます。

 

少しずつズレていく自分に

気づいていける自分になります。

 

いつだって、

いのちの真ん中が

幸せと喜びを感じていることを

大切にします。

 

そんなことを想い、祈り。

 

そして、

ミカンにたっぷりの水をあげて、

枝葉の剪定はせずに、

居場所を10cmずらしました。

 

 

3日後。

 

 

カイガラムシはもういませんでした。

ミカンの元気も戻っていました。

 

 

大切な気づきを届けてくれる

たくさんのいのちたちに

こころから感謝しています。

 

そして、

そんないのちたちの幸せを

こころから祈っています。