外側につけていくのではなく | Everyday is a new day!

Everyday is a new day!

「本当の自分」と出会いたい
そして、あたたかくて、優しい毎日を
すっきりと幸せに生きたいと思い
学んだことを実践した記録です

 

 

 

こんにちは
memrera(メムレラ)です。

*私が動物との記事を書くことの
はじまりはこの記事からです。
「私にとっての動物と生きること」

 

 

桜の花が終わり、

次々と街中に花が咲き始め、

新緑がまぶしい季節になりました。

 

おかげさまで、少し前に

体調をくずしていたモモさんも、

すっかり回復して、

今のこの、

心地よい季節を楽しみながら

毎日お散歩しています。

 

昨日、

お散歩が終わり、

モモさんと家に帰ろうと、

廊下を歩いていたところ、

足元に枯れ葉が落ちていました。

 

それは、

確かに枯れ葉ですが、

でも、

枯れ葉というだけではないこと

私は一目で気がついてしまいました。

 

そっと手に取って、

すぐ横の植え込みに

置いてあげました。

 

すると、

枯れ葉のかたまりは、

ゆっくりと動き始めました。

 

その正体は、ミノムシです。

 

ミノムシさんといえば、

その身体に枝や葉をまとい、

身体を守りながら、

移動する姿が有名です。

 

今回のミノムシさんは、

枯れ葉を身体にまとい、

やわらかくて軽くて、

なんだかまん丸で、

手に乗せた時も軽やかで、

なんだかほんわりとした感じの

かわいらしい子でした。

 

しばらく眺めながら、

以前、ミノムシさんに出会った時、

 

自分の外側に、

肩書きや経済力や

地位や周りからの評価など、

いっぱいいろいろなものをつけて

自分を守ろうとしている自分の姿が、

ミノムシさんの姿に重ねて見えて、

なんだかキュッとこころが感じました。

 

その「キュッ」とした感覚を解放して、

 

自分の外側につけていくのではなく、

自分の内側を透明にして進んでいく。

 

本当の自分に向かって、

本当の自分の愛で生きる。

 

そんな自分のこころの声を聴いて、

その後もずっとそうありたいと

思ってきていることを想いました。

 

その気づきから数年たった今。

 

かわいらしいいのちとの再会に、

自分を振り返り、

そして、ここからもやっぱり、

自分の外側につけるのではなく、

自分を見つめて、

自分の内側の愛に戻っていく、

そこに向かっていくことを想いました。

 

ミノムシさん。

 

幼いころから親しんでいる

私たちの身近で出会える

かわいらしい小さないのちですが、

 

こう見えて、

その数をどんどん減らしていて、

絶滅危惧種に指定され始めています。

 

また出会えたら、

その時、自分が何を感じるのかな

なんてことを楽しみに思いながら、

お別れしました。