こんにちは
memrera(メムレラ)です。
＊私が動物との記事を書くことの
はじまりはこの記事からです。
「私にとっての動物と生きること」
この週末は、
あたたかくて天気がよかったので、
近くの小川沿いの桜を見に
みんなで出かけました。
考えることはみな同じ。
川沿いの桜並木には、
多くの人が訪れていました。
そして、
犬のお散歩をしている人も
たくさんいました。
近くに他の犬がくると、
みんな反応しますので、
飼い主さん同士でまずはごあいさつ。
それから、
「あいさつしてもらっていいですか？」
と飼い主さんに確認して、
大丈夫となってから、
犬同士のふれあいがはじまります。
あっという間に
5匹ほどのわんこが集まり、
みんなであいさつをしたり、
遊んだりし始めました。
その時集まった犬たちは、
8か月の子から18歳のグートさんまで、
年齢も犬種もさまざまで、
その中には、
挨拶がまだ苦手な子や
あまり他の犬とふれあったことが
ない子などがいました。
すると。
その中の1匹が、
挨拶はこうするんだよ、とか、
それをされたらいやだよ、とか、
このくらいならいいよ、など、
他の犬に教えてあげる場面がありました。
教えてもらった犬は、
何度かやり直してみたりして・・・
そんな様子を見ながら、
感じることがありました。
犬は、リーダーを中心とした
群れを作って生きる気質があるので、
「飼い主さんはリーダーになって」
と、よく言われますし、
それはそうなのだろうと思います。
でも、
人がリーダーになって
犬にいろいろ教えるとなると、
どうしても、
人と暮らす中でのルールを
教える感じになってしまいがちで、
相手にも気持ちがある、とか、
自分の振る舞いが、
相手にとってどうなのか、という
細やかなところは、
なかなか難しいなと
感じることが多くありました。
モモが我が家に来た時も、
そう感じることが多くありました。
そんな時、
もちろん、一緒に暮らすグートさんが
教えてくれることもたくさんありました。
そして、
例えばお散歩中やドッグランなどでの
犬同士のふれあいが、
とても助けになったことを思い出しました。
もちろん、
いろいろな性格の犬もいますから、
みんな、お散歩中に出会ったら
挨拶ができるということでもなく、
犬同士がふれあっている時は、
私たち飼い主は、
本当に注意深く観察することが必要です。
でもやっぱり。
犬は犬同士のふれあいのなかで、
こうされたらうれしいよ
こうされたらいやなんだよ
という、
やさしさや思いやり、距離感、
自分の表現の仕方などを
教えてもらえることは、
本当にありがたかったと思います。
1匹も同じ犬はいませんから、
出会うごとに、ふれあうごとに、
モモはどんどん、
学んで成長していったなぁ、
と、
目の前の犬たちの様子をみて、
そのことを思い出しました。
そして、今、
私自身もそうなんだと思いました。
私はここのところ、
新しい出会いがあったり、
今までお付き合いがあったところで、
今までよりも深く、濃く
関係を築いているところがあります。
そんな中で過ごしていると、
今までの私では、
うまく伝わらなかったり、
どうしたらいいかなと、
悩む場面も多くあります。
目の前の人と、
目の前のことを、
どんな風にあったかく、
どんな形で気持ちよく、
１つずつ超えていこうかなと
感じながら過ごす中で、
数年前の私よりは、
ちょっとはやさしくなれたかな？
今までよりも思いやりがもてたかな？
そんな風に思っていた自分を
恥ずかしく思いました。
そして、今まで私が、
自分の性格や傾向を
わかってくれている人たちの
やさしさと思いやりの中で
大切にしてもらっていたこと、
そして、
そのことに感謝もなく、
やさしさに甘えてわがままになって、
おもいやりややさしさを
忘れていた自分を強く感じました。
そのことに気づいて。
気づけたことに感謝して。
またここから、
こころをこめて学んで、
成長していきたいと思います。
いつだって、
本当のやさしさと思いやりを、
愛することを学んでいるということを
忘れない私でありたい。
そう意識を立て直して、
今過ごしています。