こんにちは
memrera(メムレラ)です。
*私が動物との記事を書くことの
はじまりはこの記事からです。
「私にとっての動物と生きること」
我が家のグートさん。
17歳くらいで迎えるこの夏も、
元気に過ごしてくれています。
朝晩のお散歩も、
歩いたり、
止まったり、
走ったり。
私達や一緒にお散歩している
モモさんのペースなど
何も気にしないで
マイペースで楽しんでくれています。
ただ、
ここのところ、
夜、あまり眠らなくて、
家の中をお散歩するようになっていました。
目があまり見えていないので、
暗い部屋ではなおさらなので、
時々、
すみっこにハマったり、
何かの間に挟まったりして、
困ってしまうことがあったので、
最近、夜は一緒に眠り、
グートが起きて動き回る時は、
私も起きているようにしていました。
例えば、
夜だけケージに入るとか、
いろいろやり方はあるから、
それも視野に入れながら、
今はどんな感じか
様子を見ようと思ったからでした。
それから、
数日たちましたが、
夜、グートと一緒に
過ごすことは、
私にとって苦ではありませんでした。
だけど、
なんだか気分が重いような
パッとしないような
そんな気がしないでもないなと
思っていました。
でも、それは、
「寝不足だからかな」
と、思っていたので、
あまり気にしていませんでした。
だけど、
やっぱり。
「あれ?」
と、思うと同時に、
「がんばらなくちゃ」
「ちゃんとしなくちゃ」
と思い続けている自分に
気がつきました。
あれあれ?
と思うと同時に、
こころがあまり動いていない
自分にきがつきました。
そして、
今の私のこころが、
「あったかい愛」からではなく、
「がんばらなくちゃ」の
ぐるぐるを抱えていたことに
気がつきました。
気がついたので、
その自分のこころを感じてみると。
最近、私は、
グートと一緒に
夜中、起きているので
寝不足で、ちょっと疲れている
自分の身体に気がつきました。
あぁ、私は、
疲れているんだ。
身体が疲れているけれど、
それは
大切なグートのことだから、
「疲れてる」とか
「大変だ」とか言ってはいけない。
それはそれとして、
身体が疲れている時は、
失敗もしやすいし、
ミスも起きやすいから、
「ちゃんとしなければ」
「がんばらなくちゃ」
というこころから、
動かしているところがあることに
気がつきました。
あぁ、そうだったんだなぁ。
と改めて、自分を感じてみると、
確かに、身体には少し、
余裕がなくなってしまっていました。
その余裕のなさを
なんとかしようとしていたんですね。
ここじゃなかったなぁ。
そう気がついて、
自分のズレに気がついて、
本来ならば、
落ち込んだり、
やっちゃったぁって
思うところですが、
その時の私は、
ホッとしました。
そのズレに
気づけたことで、
なんだか、
気づいてもらえたと、
なんだかホッとしたんです。
そして、
がんばっていた自分と一緒に、
こころの真ん中の
あったかい場所の、
ぬくもりと安らぎを感じました。
大好きなグートのことは、
これっぽっちも
ネガティブに感じてはいけない。
動物が大好きだと言っている私が、
こんなことで弱音を吐いてはいけない。
私がちゃんとしなければ。
私がきちんとできなければ。
いつの間にか、
自分が自分に背負わせていた、
そんな重荷をおろしました。
いつだって、
自分のあったかいところから。
だから、
私が何を感じているのか。
私がどんな気持ちなのかを、
全部受けとめていきたい。
そう思いました。
そうやって、
自分で自分を受けとめて、
家族のことも、
ペットのことも、
得意なことも、
ちょっと頑張りが必要な時も、
いつだって、
私の胸が「幸せ」を感じている
その自分の人生を歩きたい。
そんな気持ちになりました。
そして、そう感じた時、
あ、そうか。
グートの姿は、私の映しだから、
私のこころがグルグルしていたから、
グートはその映しだったんだ!
と、改めて気づきました!
いや、少し前に、
グートが夜中に起きるようになって、
一緒に過ごそうと決めた時、
グートは自分の内側の映しだから、
自分を見つめながら一緒に過ごそう
と思っていたんです。
思っていたのに、
それが、
毎日のことになり、
自分が疲れてきた時に、
いつの間にか、
グートは高齢だからしょうがない
グートのために頑張らなくちゃ
と、
グートと自分を離してしまって
自分の内側を見ていなかったことに
気がつきました。
このことに気がついた時は、
さすがに
やってしまった
と思いました。
自分はまだこんな風に、
自分のコンディションで、
こころが変化していることに
気がつかない時があるんだと
知ることができました。
また、
一生懸命やってもズレるし、
がんばったから大丈夫と
思い込もうとして、
ズレに気づくのが
遅くなってしまうことも知りました。
これが私の
意識の使い方で、
このことに私は、
気がつきたかったんだと
はっきりとわかることができました。
そのことがわかると、
それまでの胸のつかえが
スーッと通りがよくなって、
こころが広がっていくような
そんな感覚になって、
起きてくれたこと、
気づけたことに感謝しました。
私は、
気を抜いていたり、
うっかりしている時はもちろん、
一生懸命やった時も、
がんばっている時も、
大好きなことのために
それをしている時も、
自分がなんだか苦しい時、
自分がなんだかパッとしない時、
それはやっぱり、
自分を見つめる時だと知りました。
ズレないようにと
間違わないようにと
何かを補うために無理したり
何かの逆に頑張るのではなく、
今回、体験できた
あの、自分がズレていたんだと
気づいた時のホッとした感覚。
あの感覚をもう一度、
自分にめいっぱい広げて、
ズレたら戻る。
ズレたら戻る。
ズレに気づいたら、
いつだって、すぐに、
自分の真ん中のあたたかい場所に
私自身が戻っていけることを
知っていきたいと思いました。
そんな大切な気づきを
届けてくれたグートさんに、
このすべてのいのちとつながっている
こころの真ん中を感じている
自分の場所から、
めいっぱいの愛と感謝と共に、
グートのいのちの幸せに向かって
一緒に過ごしていこうと思います。