風に吹かれて…『さよなら…』 | こうじq(^-^q)のブログ

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独り言なのか… 真実なのか…






あれから…


どのくらい時間は過ぎただろう…



俺は考えて答えを出していた…



あの女性には…もう会えない…



会ってはいけないと思った…



女性のために…















風に吹かれて…『さよなら…』















しばらくは、あの場所には



行かない…自分が決めたこと…




そんな考えを乱すかのように




着信があった…




それは、あの年配の女性だった…




また、会いたいとか言われても



断ろうと決めて電話にでた…





俺が『もしもし…』




相手の反応がない…



しばらく呼びかけたが反応なし




仕方ない、電話を切ろうとした時




かすかに何か聞こえた



もう一度、呼びかけた



電話から聞こえる



かすかな声は…泣いているようで…



少し待ってみる事にした…



今度は、どんな用件で連絡してきたか



考える…俺の答えは決まってる…




そんな考えをしている時




年配の女性が話し始めた…





『また、連絡してごめんね。


 本当は、もう連絡しないと


 思っていたんだけど…』





俺に聞こえてきた声は…



やはり泣いているように感じた






年配の女性は話しを続ける





『私の娘…


 病気に負けちゃった…


 娘の周りには大好きだった


 ひまわりをいっぱい置いてあげた…


 一人で旅立つのは寂しいと思って…


 だから、せめて大好きだった


 ひまわりを一緒に…』



涙をこらえて話してるのが



伝わってくる…




いきなり…そんなこと言われても…



言葉が出ない…



その言葉を言ったあと



こらえていた感情が



押さえきれなくなったのか



しばらく沈黙が続いた…










急に話し始めた声は



なんとか感情を押さえ込み



無理に出している明るい声だった…




『娘は病気でつらかったはずなのに


 あの子は…  娘はね……


 最後まで笑顔だったよ……』






大事な娘を失ってつらいはずなのに


無理して明るく話してる


その気持ちを考えると


なぜか、俺まで涙が溢れてくる…


『今まで…ありがと…


 どうしようか迷ったんだけど


 一応連絡しといた方がいいと思って…』





俺は…言葉が出ない…



なんて声をかければいい…




その女性は


『いきなり、こんな話しされても



 迷惑だよね…ごめんね…』




『教えてくれて…


 ありがとうございます…』


俺が出した精一杯の言葉だった…





『本当にありがとう…



 もう連絡はしないと思うから



 じゃあね… 』



年配の女性は電話を切った…





俺は頭の中が空っぽになった感じだった






あの女性と出会って、たった数ヵ月…





その、わずかな間に





なんか色々な事があったような気がする…














その話しを聞いた三日後…





俺は車の助手席にいっぱいのひまわりを






乗せてあの場所に向かっていた







その、ひまわりは







俺と最初に会った… あの場所に…







また、ここに彼女が来た時に






淋しくないように…














そして、最後に…









   



『   ありがとう… 






      そして……






        さよなら……    』
     



















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