あの時から…
あの女性の出会った日から…
もう何年が過ぎただろう…
俺は久しぶりに
あの場所に向かった…
風に吹かれて… 『またね…』
久しぶりの砂浜… 海風…
少し違っている所があった
それは、一ヶ所だけ…
あの場所だけ…
ひまわりが咲いている…
砂浜をいつもの場所に向かって
歩いて行った
俺の場所… あの場所に…
誰かがいる…
俺はゆっくり近づいて行った…
その場所にいたのは…
一人の女性…
その時なぜかあの女性を思い出した…
その人は、ひまわりを背にして
海を眺めていた…
この状況は…
あの時と似ているような…
俺は思いきって声をかけた
『ここで何してるの?』
その人は答えた
その答えに俺は耳を疑った…
『ここに、ひまわりあるでしょ?
二年前にこの場所に植えたんだよ
ここで海を眺めてるのが
好きな人がいて…
その人と同じこの場所で
海を眺めていれば
少しでも近くにいられる
ような気がして…
その人は死んだの…
大好きだった…お姉ちゃん…』
えっ!!お姉ちゃんって…
この場所、ひまわり、海を眺める
お姉ちゃん、そして、死んだ…
全ての事があてはまった……
あの時の女性…
名前も知らなかった女性…
しかも、お姉ちゃんって…
今、俺の前にいるのは
あの女性の妹なのか…
まさか、この場所で妹にまで
会うとは思わなかった…
また、同じことを繰りかえさないように…
その妹という人に
頭を下げて違う場所に向かった
よく見てた、この風景も
場所が変わると違って見えてくる…
しばらく海を眺めてると
その妹らしい人が帰って行った
俺は、いつもの場所に座った…
いつものように海を眺めている…
あの女性との出会ったこの場所…
偶然というか、出来すぎた話し…
その妹は、お姉ちゃんから
何か話しを聞いていたのか
分からないが…
繰り返すことなら…
俺は離れていないとならない…
この出会いは思い出として
忘れないでいるよ…
今度は、いつになるだろう…
この場所に来るのは…
妹さん、バイバイ…
お姉ちゃん、またね…
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