ところで僕にとって世界は1つではないのです



ここも世界で


あっちも世界



現実だけでも幾つもの世界




そのそれぞれに僕もいて



それぞれ違う僕だったりもして



天国だったり多少生きづらかったりもして


「地獄じゃないだけマシなのかもしれないけど」



とにかくこうして世界を切り刻んでいったとき



一つ一つの世界どんどん矮小になていくわけで




「それを世界と呼ぶなんて過大評価にも程がある!」




にゃあ
僕は息を止めて耳を澄ます



君が生を辞めてないか、とか



何に魘されているのか、とか



何がそんなに追い詰めているのか、とか





だってあまりに悲痛な声で呼ぶから





にゃあ
世界に一人きりを気取ってみて



誰も僕を理解できないと嘆いてみて



この寂しさに誰も気付かないと言ってみて



誰も僕を愛してくれないと決めつけてみて




それでも希望を捨てないでみて













今日も光は見えなかった





にゃあ