不満ぶちまけて


燻ってみせて


嘆いてみせて


人のせいにしてみて


不幸なふりして



それで、



「何かお変わりですか?」




恵まれてるとも知らないで



妄想に被害されてると気付かないで




「いえいえ、どうぞそのままで!」




同情の先には憐憫にも似た嘲りしか残りませんが



「それが救めていたもの」



でしょう?




そして



「お知りになってみると良いかと」




「お可哀想に」




だなんて誰も本気では思ってないこと







にゃあ
世界へ舞い戻る


ただいま、世界


失うと分かってから気づく


世界への依存度



思っていたより沈着していて



染みのように取れない



彼方が夢なら



此方は現



夢ばかりは見ていられないが



現実ばかりも見たくない




夢の国から現世に引き戻されたような感覚



次はいつ旅立つ…?







にゃあ
影を孕みつつも

浮き足立つ季節



僕は影ばかり目がいく



別に哀しい訳ではなくて



麗しさの中の影こそが


何より美しいから




退廃の美が


かきむしりたくなるような狂おしい美が


僕を惹き付けてやまない




この美しさを伝えたいのに



その術がない



言葉じゃ足りないこの感覚を







にゃあ