続いてリハビリだ。
いつものように内容はリハビリではなく、カウンセリングのようなものだ。
外来担当の作業療法士さんとの会話だ。

今日は報告がある。
主治医にめまいを専門医で診てもらう為に紹介状を書いてもらい、先日そのめまい外来へ行って来た事を。
色々検査して診断が出ましたよ、PPPDって言われました、PPPD、P、P、P、D、最後はデーです、と。
外来担当の作業療法士さんも初めて耳にするその病名に、きょとんとした表情で聞いていた。
とりあえず診断がついて良かったですね、お薬も出たんですか、と未知のPPPDについてよく解らない表情で聞いてくれた。
外来担当の作業療法士さんは何か不明な事があればすぐにスマホで検索する。
会話しながらでも早い、早い。
自分達が説明するよりも確実な情報が発信されているネットの方がいいに決まっている。
へー、とまた知識を溜め込む外来担当の作業療法士さん。
薬を飲んでいるが今のところ変化なしと伝えると、早く良くなるといいですねぇ、と励ましてくれた。

あとは仕事復帰して2ヶ月が過ぎ、継続して主治医からの診断書を書いてもらう事を教えてくれた。
内容は前回と同じらしい。
診断書について何か気になることはありますか、と尋ねられたが、特にはないです、と答えた。
何か気をつけるような事を追加しても、それが仕事に反映されることは無いと分かっているからだ。
会社の人は、この診断書など気にも留めていない。
それが復帰後、最初の2ヶ月でよーく分かったし。
自分の情報を余計に曝け出す事になる事は控えたい。
どうせ意味を成さない。
調子も悪くはなっていないようだし。
お礼を伝え、自宅に郵送するとの事だった。
すでに2ヶ月以上経過しているので、渡すのが次のリハビリまでとなると、もっと先になるので郵送となった。

その後も雑談に近い楽しい話をしてリハビリを終えた。
今日も自分も妻も笑顔で話が弾んだ。