自分が どうしたいか?も重要です。

アグレッシブか?パッシブか?(積極的か?消極的か?)

私自身がどちらかと言うと積極的な治療を望む傾向に有ります。

 

私の病院決めの際にT脳外科クリニックで搬送時間まで考えると、兵庫医大、関西R病院、公立A病院3つまではお奨めされました。

この3つ以外は希望すれば紹介状を書くみたいな雰囲気でした。

 

3つは考え方が違う「超アグレッシブ、アグレッシブ、パッシブ(消極的)」と評価されました。

 

テント部硬膜動静脈瘻の年間出血率10%程度でも治療方針に差が有ります。(たった3時間半の論文検索ですが)

病院をほぼ決めて最終的な相談したので、出血した時の後遺症の想定される程度が軽いから消極的が良いのか?は訊きませんでした。

 

病院の脳外科のHPを読んでから夕方Tクリニックに紹介状を依頼したので予習通り。 皆さんもHPの一言ひとことを見落とさないで読み比べて下さい。

自営をされてるかたは分かると思いますが、HPの文章は相当考えて作ります。

 

公立病院は「患者さんとその家族の意向を尊重します」と有ります。つまり受け身的な体制です。

患者側が積極的な治療を希望した時には患者の意向が最強なのと結果が思ったのと違うと成った時に「希望したでしょ!」って成りかねません。

ネット検索などで論文や治療内容は引っかからないので質問攻めにするなり納得するまで賢い患者側の体制も必要と言う事です。

 

関西R病院は「徹底的な低侵襲治療を目指し…(中略)標準的で高度な‥」と有ります。昭和時代から脳外科や整形外科は外傷では有名。

 

兵庫医大は「外科手術も積極的に行っており…」と書かれています。

 

硬膜動静脈瘻の様にケースが少なすぎてガイドラインが有るような無いような場合は特に、

患者として2つ3つの病院を同時に受診して治療を勧めるか?勧めないか?は違うと言う事です。

 

1つ目の病院の医師で何か起きてから治療と言われても、2つ目の積極的な医師は治療した方が良いと言われる事も有り得ます。

 

積極的でも治療成績が良いとは限らない場合も有り得るので慎重に。

そこでブログや手術動画で難症例を上げているか?などで検討してみて下さい。

 

私の場合、脳外科関連のブログや動画など時々は見ていた事など短時間で病院決めをしてブレずに走り切りました。

 

しかも幸か不幸か珍しすぎるテント部の硬膜動静脈瘻なので、脳血管内治療の指導医が3名以上で検討する体制(全例カンファレンスが有るかを公表しているか?)で一気に絞り込め、

事実上、兵庫医大一択でした。

 

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なぜ、こんな記事を久しぶりに書くか?

心の準備も必要という事。

また、結局の所、相性です。

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この記事は当てにしないで下さいね。

Holepや眼内レンズでは医者選びで失敗したので(笑)

Holepでは入院後、説明を聞き同意書を書いた後に逃げ場の無い状況で執刀するレジデントと面談。病院の評判とはウラハラだったし、後1,2年待てば水蒸気療法が普及したのに鬱陶しさから逃れたい一心で踏み切ってしまいました。

戻って来ました。

 

脳卒中で硬膜動静脈瘻よりは出て来る未破裂動脈瘤を入り口にします。

例の吉村教授の【脳卒中をやっつけろ!】のビデオブログを始めてます。

網羅的に話されてる記事をシェアします。

 

治療が終わればブログを見なくなってた私もプチ反省。

他にも動画を上げていらっしゃてます。チャンネルから入ると出てきます。

 

 

 

破裂した時の想定される後遺症の酷さは書かれてません。動脈瘤の場所によって破裂したら出る症状はバラバラ。

それでも、あくまでも患者側のリスクの話。

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ここからが本題。

治療側の技量は考慮されていません。

ここでは場所による難易度や年間なのか生涯破裂率は考えません。

治療で起きる後遺症がチームAは1%、チームBは10%だった場合。

破裂率5%の未破裂動脈瘤の場合、チームAなら治療する選択にチームBは治療しない選択が良い筈と成ります。

もっと言えば破裂率が2%の安全な(小さい)動脈瘤もチームAは治療の価値が有ると言う事。

 

術後のトラブルは𠮷村教授の米倉涼子さんとの対談でも我々のチームは1%台、また全国平均では3~5%で後遺症わずかな確率ですが命を落とすとも仰っています。

 

治療数だけでは無くて、どれだけ難しいケースを治療されてるか?という事も重要です。

そこで論文やスーパードクターのTV番組の動画が効いて来ます。

あの手の番組を視るのは好きですが、出て来るお医者さんは余り好きじゃなかったのは事実です。

TVでの振る舞いと無名の人を相手にするのとでは態度が違う人も時々居るようです。

私も、おっかなびっくり初診に臨みました。

実際、自分が病気に成ると 藁をもすがる気持ちが分かりました。少し反省です。

 

去年の年末に6年ぶりに胃カメラしました。5回目です。

鎮静下は3回目。

 

~~6月27日更新箇所

胃カメラは口からか?鼻からか?

鼻からのカメラの売りは嘔吐反射少ない事をアピールしていますが・・・異常の有る所をズームできない。

 

口からのカメラは異常の有る所をズームできる事、狙ったところの組織を取って病理検査が出来る事。

嘔吐反射が有る事が書かれてますが、鎮静すれば関係無しです。

~~~~6月27日更新ココまで

 

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前の検査で経験上「ピロリ菌は居なさそうな胃」と言う事で3~5年に1回程度で大丈夫と言われた事も有り、久々です。

経験上とは当てにして良いのか?ですが、実は15年前、10年前も別の2つの病院で胃カメラを飲んだ時に同じ事を言われたので、すっかり安心しています。

 

25年前に潰瘍性大腸炎を発症した時に約束事みたいに一度実施。

 

16年前から胃付近がムカつく症状が有ったので。「スワッ!潰瘍性大腸炎の胃病変が始まったか!」と15年前に胃カメラを実施。

中等度の逆流性食道炎の診断。

最初の2回は鎮静無し。もう無理。

鎮静後は、病院によって違いますが10分から2時間程度、ふらつきなど無くなるなど完全回復までベッド上の安静です。

大学病院や総合病院では安静時間が長い傾向が有る様です。

で、鎮静が多いと回復室のベッドが埋まる事も有り、鎮静を嫌がる所も有る様です。

 

潰瘍性大腸炎の治療を兵庫医大に転院を機に1度実施、鎮静を希望するとアッサリ認められました。

この時、見た目の所見からピロリ菌は居そうに無いと毎週の様に胃カメラを実施している医師に言われました。病理検査もキレイ。逆流性食道炎は相変わらず。

 

 

最寄り駅にカメラが評判の消化器内科が有る事を知り6年前に受診。鎮静下で実施して貰えました。

 

6年前の前回、十二指腸に異所性胃粘膜が大きめに有る事を指摘されました。

医師にも4,5年に1回は必要と言われ、調べると妥当。5年目はコロナの最中。

コロナ明けの予定が 脳&前立腺で年末まで延期。

 

鎮静下で胃カメラを実施。

新たに「食道裂孔ヘルニア」の病名が加わりました。

 

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萎縮性胃炎の場合はピロリ菌が居る事が多く、見た目で分かるらしい事。

感染するのは乳幼児期が殆んど。

一旦感染すると殆ど勝手には消えないので除菌が必要。

 

見た目だけで確実なのか?

除菌目的セットの抗菌剤は飲んだ事が無いけど、何かの拍子に過去に除菌された可能性。

この場合はタバコを吸ってたのと同じで、将来の胃癌のリスクはゼロでは無い事が分かって来てます。

 

過去に「ピロリ菌に感染した事が無い」場合のみピロリ菌による胃癌のリスクがゼロです。

感染した事が有れば「ピロリ菌の抗体」が有る筈。

血液検査の感度、特異度は90%以上です。

 

基本的には「ピロリ菌の抗体検査」は自費ですが…

場合によっては保険診療に成るとか成らないとか?胃カメラの予約前に相談してみて下さいね。

で、結果は「陰性」でした。

つまり過去に感染した事が無い。ピロリ菌による将来の胃癌の発生はゼロ。

 

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とは言え、食道裂孔ヘルニア、逆流性食道炎、異所性胃粘膜なので胃カメラは4,5年に1度は必要。(泣)

 

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検査の感度・特異度は一般の人でも分かりやすい話ですし重要ですので一度は調べてみて下さいネ。

 

健診では未だにバリウム。あまり意味が無いのに続けているのは疑問です。

 

記事の更新は減ります。

 

今なら、どの手術を選んだか?    についてです。

 

● WAVE治療(経尿道水蒸気療法)はゲームチェンジャーに成り得ると思ってます。

 

●できれば、WAVE治療(経尿道水蒸気療法・射精機能も残ります)・pvp,Holep(両方ともレーザーで尿道を突き破るので射精は無くなります。)の3種類を選べる病院。

経尿道的水蒸気療法が第1選択です。

保険で実施して貰えるか?病院に行って訊いてみないと分からないのがネックでs… 察して下さいね。

「他の治療が困難な場合」が保険の条件です。

素直に条件を適用している医療機関が殆んどだと思いまs。察して下さいね。

 

はっきり訊くとヘソを曲げる医師もいるかも知れません。

 

Holep と pvp では どっちを選ぶか自信が有りません。

 

優先順位は

1・ドライオーガズムが確実に残る。

2・再発率が低い。チャンとした手技で内腺を完全に近い切除して貰える。

3・取り出したモノを病理検査できる。

に成りました。

 

前立腺肥大と診断が ほぼ確実で夜間頻尿など薬でコントロールしWAVE治療(経尿道的水蒸気療法)が普及するのを待つ選択も有ると思います。

WAVE治療は2022年に保険に載りました。

急激に導入が増えています。

東京では慶応大学や慈恵医科大も導入開始、都立病院の中にも導入している所が増えてます。

大学病院信奉者で無いと思ってますが、大学病院が導入し始めたのは信頼できる治療を担保するモノだと思ってます。

また、保険収載されたので信頼できる治療で今後増えて行きます。

 

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ブログに書いて来たような トンデモ後期研修医 & なおざりな対応に成るなら

安全策を考えるとpvpと水蒸気療法の病院を選択します。

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pvp や 水蒸気療法は Holepより簡単らしいので研修医が居る病院なら研修医の執刀も有り得ますが、どこまでリスクが有るか?

悩ましい所です。

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よくある病気の場合、研修医の居ない開業医や小規模病院は熟練の技術者しか居ない筈なので選択肢の1つだと思います。

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レジデントじゃない人が執刀し、術後3か月目の超音波画像を頂いて説明して貰え納得させる対応をして貰いたかった。

 

今後はあらゆる手術で後期研修医の執刀は拒否するつもりです。

 

これで前立腺肥大の一連の記事は終わります。