去年の年末に6年ぶりに胃カメラしました。5回目です。
鎮静下は3回目。
~~6月27日更新箇所
胃カメラは口からか?鼻からか?
鼻からのカメラの売りは嘔吐反射少ない事をアピールしていますが・・・異常の有る所をズームできない。
口からのカメラは異常の有る所をズームできる事、狙ったところの組織を取って病理検査が出来る事。
嘔吐反射が有る事が書かれてますが、鎮静すれば関係無しです。
~~~~6月27日更新ココまで
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前の検査で経験上「ピロリ菌は居なさそうな胃」と言う事で3~5年に1回程度で大丈夫と言われた事も有り、久々です。
経験上とは当てにして良いのか?ですが、実は15年前、10年前も別の2つの病院で胃カメラを飲んだ時に同じ事を言われたので、すっかり安心しています。
25年前に潰瘍性大腸炎を発症した時に約束事みたいに一度実施。
16年前から胃付近がムカつく症状が有ったので。「スワッ!潰瘍性大腸炎の胃病変が始まったか!」と15年前に胃カメラを実施。
中等度の逆流性食道炎の診断。
最初の2回は鎮静無し。もう無理。
鎮静後は、病院によって違いますが10分から2時間程度、ふらつきなど無くなるなど完全回復までベッド上の安静です。
大学病院や総合病院では安静時間が長い傾向が有る様です。
で、鎮静が多いと回復室のベッドが埋まる事も有り、鎮静を嫌がる所も有る様です。
潰瘍性大腸炎の治療を兵庫医大に転院を機に1度実施、鎮静を希望するとアッサリ認められました。
この時、見た目の所見からピロリ菌は居そうに無いと毎週の様に胃カメラを実施している医師に言われました。病理検査もキレイ。逆流性食道炎は相変わらず。
最寄り駅にカメラが評判の消化器内科が有る事を知り6年前に受診。鎮静下で実施して貰えました。
6年前の前回、十二指腸に異所性胃粘膜が大きめに有る事を指摘されました。
医師にも4,5年に1回は必要と言われ、調べると妥当。5年目はコロナの最中。
コロナ明けの予定が 脳&前立腺で年末まで延期。
鎮静下で胃カメラを実施。
新たに「食道裂孔ヘルニア」の病名が加わりました。
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萎縮性胃炎の場合はピロリ菌が居る事が多く、見た目で分かるらしい事。
感染するのは乳幼児期が殆んど。
一旦感染すると殆ど勝手には消えないので除菌が必要。
見た目だけで確実なのか?
除菌目的セットの抗菌剤は飲んだ事が無いけど、何かの拍子に過去に除菌された可能性。
この場合はタバコを吸ってたのと同じで、将来の胃癌のリスクはゼロでは無い事が分かって来てます。
過去に「ピロリ菌に感染した事が無い」場合のみピロリ菌による胃癌のリスクがゼロです。
感染した事が有れば「ピロリ菌の抗体」が有る筈。
血液検査の感度、特異度は90%以上です。
基本的には「ピロリ菌の抗体検査」は自費ですが…
場合によっては保険診療に成るとか成らないとか?胃カメラの予約前に相談してみて下さいね。
で、結果は「陰性」でした。
つまり過去に感染した事が無い。ピロリ菌による将来の胃癌の発生はゼロ。
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とは言え、食道裂孔ヘルニア、逆流性食道炎、異所性胃粘膜なので胃カメラは4,5年に1度は必要。(泣)
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検査の感度・特異度は一般の人でも分かりやすい話ですし重要ですので一度は調べてみて下さいネ。
健診では未だにバリウム。あまり意味が無いのに続けているのは疑問です。
記事の更新は減ります。