前回に続いて今回は社会起業家(Social Entrepreneu)についてです。

 一般的には企業は利潤の最大化が究極の目的となり、永続的に活動を
していこうとするものです。一方ではNPOに代表されるように
非営利での社会貢献活動や慈善活動を行う市民団体があります。にひひ

 しかし、昨今の一般企業の不祥事に対して、各企業はCSR(社会的責任)を経営の
重要課題として捕えだしてきています。
ここで、SCR(企業の社会的責任)について、おさらいしておきましょう。
SCRとは、『企業が利益を追求するのみならず、組織活動が社会へ与える影響
に責任を持ち、あらゆるステークホルダーからの要求に対して、適切な意思決定
したことを指すものである。』 と言う意味があります。
営利企業にも、持続可能は社会の実現に向けて、さまざまな取り組みが
求められています。自分達だけが儲ければokという時代は、
当の昔に過ぎ去っています。プンプン

 他方、NPO等の非営利団体も理念や想いだけでは持続することが
困難になり、解散するものも増えてきています。
純粋なボランティアという行為には、それなりの費用負担や時間的制約
そして人材不足というまさに三重苦を強いられているものがほとんど
だと思います。
ボランティアだからといって、中期的な戦略やマネジメントを
怠っていると、せっかくのミッションが志半ばで終わってしまいます。ガーン

そこで、生まれてきた概念が 社会起業家 というキーワードです。


「Wikipediaによると以下のように定義されています。
『社会企業家とは、社会変革の担い手として、社会の課題を、事業に
より解決する人のことを言う。社会問題を認識し、社会変革を起こすために、
ベンチャー企業を創造、組織化、経営するために、起業という手法を
採るものを指す。』とあります。
詳しくは、社会起業家  を参照下さい。

 営利企業と

非営利団体の中間的な手法を取り入れ、事業評価を
「継続のための適正利潤」と、「社会変革の影響度」で評価します。
外国では寄付金の損金算入等税制的にも、このような活動を
後押しする仕組みが出来上がっていますが、日本においては
ようやく、注目が集まりだしたところです。
 資金計画の際にも、SRI(社会的責任投資)という、「利回り」と「投資先企業の
社会貢献度合」を評価対象とするファンドが2000年くらいから、
ようやく行われるようになり、比較的多額の投資を必要とする
起業においても、活路が開けだしました。

 成長過程のおいてNPOからか株式会社になるケースや
株式会社からNPO、中間法人、任意団体等さまざまな組織形態を
戦略に応じて取る事が可能です。

 環境問題や、福祉、教育、介護等の社会的問題を解決したいという
想いを持つ起業家の人達にとって、社会起業家という起業は
非常に有効な形態であると思います。

かくいう私も、最近自分の名刺をそのような
社会性をアピールする内容に変更しました。ニコニコ



 3月の決算月のひと段落して、やっと書き始めることができます。にひひ
一年にいっぺんの確定申告も無事終了しまして、ほっと一安心です。
あとは、還付金を待つばかり!ニコニコニコニコ

最近読んだもので、起業に関する新しい(私が知らなかっただけかも...)
キーワードがありましたので、今回からシリーズで書いてみます。

 今回はIC(インディペンデント・コンストラクター)についてです。

「はてなダイアリー」によると以下のように定義されています。
『高度な専門性を備え、業務単位の請負契約を複数の企業と結んで活動する「法人化した
個人」および「個人事業主」の事。 IndependentContractorの略でICと呼んだり、
直訳して独立業務請負人とよんだり、プロワーカーなどと呼んだり、呼称は様々。
一部には独立業務請負人を略して「ドクウケ」と呼ぶ向きもある。
「必要な時に必要なだけ」プロジェクトに参加し、ベンチャー企業としてIPOを
目指すわけでもなく、自宅を中心に自分のペースで働くSOHOとも一線を画する
ICは「雇われない、雇わない」フリーエージェントとしてのビジネスマンの
新しいワークスタイルとして注目を集めている』 とあります
詳しくは、インディペンデントコンストラクターとは   を、
又は、特定非営利活動法人インディペンデント・コントラクター協会  を参照下さい。

 最近のニュースを見ていると、非正規社員(パート等)をどんどん
正規社員としたり、諸条件を正社員と同様にする動きが
大企業を中心に活発になってきています。非正規社員にとっては
ありがたい事だと思いますが、上記のようなプロの助っ人としての
起業(独立)もこれから大いに盛んになってくると思います。
 個人のライフスタイルの多様化や労働に対する意識はますます
多様化していく中で、一昔前はワークシェアリングなんて単語が
ブームになったときもありましたね!

 私個人もそうですが、一企業に属さず、必要とする企業に
必要とする時に、必要とするリソースを提供する というICという
労働形態は、将来の少子高齢化と合わせて考えても
ますます有効な雇用形態の一つとなると思います。
 LLPのようなプロジェクトとして参画をしてもよいし、
業務請負として関与してもよく、自分のライフスタイルや企業のニーズに応じて
常に変化し続ける究極のワークスタイルではないでしょうか?

人件費という一番大きな固定費を変動費化でき、TPOに応じて
利用できるという企業のメリットは大きいと思います。

行政が行っている企業のOB人材マッチングのようなものも
橋渡しが行政であるという点を除けば、広義に解釈すると
ICと同じ働き方かもしれません。ニコニコ

 新しいワークスタイルとして良い所取りのようなICですが、
プロの助っ人である以上、絶えず個人のスキルをアップをし続ける事は
言うまでもありません。 念のために・・・

 
 


 先日、赤福の販売が一部再開され朝5:00から並ぶ人がいて
即完売というニュースが報道されていました。
コンプライアンスの問題はさておき、敗者が復活できるという事は、
今の日本においては、素直にうれしいニュースだと思います。ニコニコ

 起業家が全身全霊で起業するものの、うまくいかないケースの
方が圧倒的に多い現状で、諸外国の様に敗者復活ができる環境を
もっと早急に確立すべきだと思います。
 起業するにあたり、リスクとリターンのバランスで事業化を考えていくのですが、
事業に失敗した場合のリスクが圧倒的に高く、リターンとのバランスがとれなく
なってしまい、せっかくのシーズが眠ったままになっている事ってたくさんありますよね!
 国の政策にも再チャレンジに関するものがいくつかありますが、
私が目の当たりにするケースは全く使い物にならない物ばかりです。プンプン
 
 リスクの低い起業といえば、
失敗しても負債の残らない⇒
設備投資を極力しない・在庫を抱えない⇒
自己資本の範囲内で起業⇒
サービス業
という、図式がほとんどのケースだと思います。
これはIT系のベンチャーが典型的なケースです。ニコニコ

 でも、真に敗者復活が許される環境が整えば、
物作りニッポンのお家芸である製造業の起業家はもっと
でてくることと思います。
 大学等に眠る無数のシーズを何とか社会の為に活用したいですね。
個人的には、設備投資を必要とする起業に関しては、
一番の問題である資金調達をどうクリアするかが悩むところです。
日本でも、ベンチャーキャピタル・個人投資家の積極的な活用が
できるようになることを望みます。
 でも、そのためにはやはりコンプライアンス(法的遵守)と起業家自身の熱い想いが
非常に大切なことは以前にも書いたとおりです。

 話は戻って、赤福のケースでも冷凍するという行為が
品質に問題が無いのであれば、事前にそのことを
きっちりとディスクローズ(情報開示)していれば、もっと問題は小さなことで
すんだと思います。
 製造日に関しては、現在の法律や規制のほうにかなり問題があり
一概に「けしからん」 とは言えない部分がある様に思います。

 コンプライアンスとディスクローズの問題は、社会の中で企業は生かされている
という考えで経営をする限り、最低限度のマナーです。
 このことを、赤福の復活の記事で改めて考えさせられました。べーっだ!