こんにちは!
フリーアナウンサーの三木 恵です。
話し方コンサルではコミュニケーションのご相談に発展することも多く、
パートナーや職場の方との関係について
アドバイスさせていただくこともあります。
司会やラジオパーソナリティーは
インタビューなどで心を開いていただかないといけませんし
リスナーさんやクライアントさんと
継続的なお付き合いをするうえでも
いろいろと工夫をしてきたことが役に立っています。
が、
わたしもまだまだ学び続ける身ですので、
どんなコミュニケーションも任せとけ!
ということは、
もちろん、もちろんなくて!
特に子供とのコミュニケーションについては
新米ママとして四苦八苦しております。
血は争えないというか
おしゃべり大好き口達者なわが娘・3歳、
自己主張の激しすぎるいわゆるイヤイヤ期も絶賛継続中。
かわいかったり、
正直にくたらしかったりー!!
時間や体力に余裕のないときなど
「あちゃ~…やっちまった」ということは
しょっちゅうです。
最近の親子コミュニケーションの
やっちまった話を白状させてくださいね。
まずい!保育園に遅刻する!!
というギリギリモードの朝のことです。
いつもより早めに起きたはずなのに、
娘は一人「黒ひげ危機一髪」を止められず、
気づけばもう着替えて家を出る時間。
「はい、これ着てね!」
とTシャツとキュロットを手渡すと、
娘はこちらをチラッと見ただけで
「えぇ~、やだぁ~!」
と他の遊びをし始めます。
ほら、時間ないよ!一緒に着替える?
と声をかけても、だってぇ~…などともぞもぞするばかり。
この時点ですでに、
時間ないのに!だいぶ前から遊ぶの終わりだよって言ってるのに!と
ややイライラしていたのですが、
こらえて会話を続けていると、
どうも、
わたしが出したTシャツが気に入らず、
着替える気が失せたようす。
わたしが出したのは、
先日買ったばかりのミッキーのTシャツ。
お店で娘が
「これほしい!かって!かって!」
と強烈にねだったため買ったもの。
そのTシャツが嫌いだから着たくないという。
あんなに欲しいって言ってたのに?
これまだ1回も着てませんけど?!
「だってぇ~…
はなちゃん、きらいだし。」
「どうして?ミッキーさん似合うよ。
これ着ていこうよ」
「やだ。せんせいがびっくりしちゃうもん」
先生がびっくりするってなんだ。
ミッキーのTシャツくらい誰でも着るよ。
先生のせいにするんじゃありません。
まずい。本当にもう行かないと、まずい。
このあたりで余裕がなくなり、
こんなことを言ってしまったのです。
「じゃあどうして欲しいっていったの?」
「せっかく買ったのに!」
「なんでママにイジワルするの!」
…論点ずれまくりだし、
よりによって、イジワル?
3歳の娘が、ママであるわたしに??
そんなわけないと思いつつ、
口から出てしまった言葉はもうお腹にしまえません。
今にも泣きそうな娘。
…やっちまった。です。
そして論点ずれてるうえに、そもそも、
お店では欲しいと思ったけど、
手に入ってしまったらそうでもなくなって、
よく見たらやっぱり気に入らなくって。
ただそれだけのこと。
大人だってそういうこと、ある。
買ってみてから、
やっぱりちがったなーって。
ママに嫌がらせしようとしているわけじゃない。
わかるんですけどね…。
娘はお店でTシャツをねだった。
娘はそのTシャツが嫌になった。
それだけ。
「買ったのに着ないともったいない」も
「それって嫌がらせ?!」もわたしの勝手な解釈です。
まあ、本当に必要なものだけ買おうねとは
教えていきたいところですけれど。
子供の行動や言動に、
こちらが一方的な意味づけをし、
それに対して怒ってはいけないですね。
その後ちゃんと仲直りして、
保育園にはすべり込みセーフ、
笑顔で「まま、いってらっしゃい!」と見送ってもらえました。
こんな、やっちまった!だらけで、
なんとかかんとかやっておりますが、
真摯に向き合うことと、
今後の親子関係はもちろん
話し方コンサルにも活きるよう学びを探すことを意識しています。
今回のことでいえば、
「相手の行動や言動を勝手に解釈する」
というのは、大人同士でもありがちですしね。
子供を育て、育てられ。
まさにそんなかんじです。
先日、「運動会の思い出」というテーマで娘が描いた絵。
「綱引きとママ」だそうです… 号泣!
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