オンライン講座を始めたい!
例えば動画コンテンツの配信とか…
と新しい季節に胸を躍らせている
起業家さんに贈るシリーズ。
わたしの16年にわたる
アナウンサー経験、
ディレクター経験、
Webコンテンツ制作者経験を総動員して、
とにかくここをおさえれば
確実に動画のクオリティが上がる!
ポイントをご紹介します。
▼過去記事
<その1>ゴールがなければチラ裏動画!
<その2>5秒でそっ閉じされてます
今日の<その3>は
インタビュー時の話し方について。
対話形式のコンテンツは
盛り上がるし親しみやすいし
やってみたいですよね
でもそれだけに
話がわーわーとっちらかって
ただのうるさいコンテンツ
になってしまうという残念なパターンも…。
悲しすぎます。
とはいえ
インタビューやファシリテーションの技術を
一朝一夕で身につけるのは難しい。
そこで、今日のポイントです!
インタビュー動画は
いかに喋らないかがカギ!
動画出演のポイントなのに、
「喋らない」ことが大事。
もうお気づきかと思いますが、
そうです、
対話形式のコンテンツでは、
相手役が喋っているときに
自分の声を重ねないこと
が何より大切です。
インタビューでも、対談でも、
1人が喋っている最中にもう1人が
うんうん、へ~!そうなんだ~!
わかる~ですよねーっそれでそれで?
ふんふんうわ~ほんとですか~!!
って、
正直うるさい!!
…という動画を、けっこう見かけます。
あれはとても残念です。
わかります。
盛り上がると相づちやリアクションも
力が入りますよね。
でも、動画を見ている人は
相づちを聞きたくて動画を見ているわけではないのですよね…。
話し手はそれを忘れてはいけません。
とはいえ適度な相づちがないと
喋りにくいし盛り上がらないし、
バランスが大切です。
コツは2つあります。
ひとつめは、
相手が息継ぎをしたタイミングで相づちを入れること。
そうすると声と声が重なりません。
余裕があれば、メインで話している側の人も
相づちを入れやすいよう時々間をとって喋るといいですね。
出演者同士の協力も大切!
ふたつめは、
声を出さない相づちを中心にすること。
「そうなんですか」「なるほど」
と声を出す相づちは、ここぞというときだけにするのです。
その代り、声を出さない相づちをふんだんにちりばめます。
声を出さない相づちって
どういうことだと思いますか?
声を出さずとも気持ちを伝える方法はたくさんあります。
「あなたの話を聞いています」
「その話題に興味があります」
「それでそのあとどうなったんですか?」
「へ~、納得しました!」
こういう気持ちを伝えるものがあれば、
それは相づちとして機能していますよね。
その「気持ちを伝えるもの」とは…
顔と体の動きです。
大きくうなづく。
少し身を乗り出す。
目を軽く見開く。
ゆっくりまばたきする。
このような動きは、
相づちとして機能するメッセージを伝えることができます。
ちょっと大げさかな?と思うくらいにやってみてください!
わーわーにぎやかな動画は
身内だけで見るのであれば楽しいですが、
身内以外がみると耳が疲れるうえに
「内輪感」にげんなりするものです。
動画の内容に興味があったとしても、
聞く気が失せてしまいます。
相づちをスマートに使いこなせば、
そんな悲しい事態は防げます!
インタビュー、対談、
複数の人が出演して話す動画を撮るときは
ぜひ声を出さない相づちの練習をしてから
挑戦してみてくださいね。
3回シリーズでお届けした
とにかくここをおさえれば
確実に動画のクオリティが上がる!ポイント、
いかがでしたか?
わたしはオンライン講座とか
eラーニングという仕組みにはとても思い入れがあります。
小さい子供がいて家を出られなくても、
真夜中しか自分の時間がとれなくても、
地方在住でも、
自分のペースで学べるというのはすばらしいことですよね。
だから、
伝えたいことがある方は
音声や動画でもどんどん発信すると
よろこんでくれる人はたくさんいると思います。
そのために
どうしたらわかりやすく見やすいコンテンツが
できるのかということをお伝えしていきたいです。
こういう時はどうしたらいいの?など
ご質問のある方はぜひコメントください!
回答させていただけたら楽しそうだなーと思っています