

まだ出る新事実。


9月にあった小太の体育祭の時に
冴島さんに声をかけられました。
痩せた…いや、やつれたなぁ…
と、目に見えて分かる変化。
「またとんでもないことがわかってね…」
と話し出す冴島さん。
もう、驚かないぜ!!
と心をぎゅっと引き締めてトークに臨みます。
「娘が泣きながら手紙を持ってきて…」
手紙、とは、こちら。
督促状です…。
「なんでお兄ちゃんは
こんな事続けるのって泣いちゃって…。」
娘さんももうすぐ二十歳ですから
督促状の意味は分かっているし
何度も家族で揉めている姿を見て
精神的にぎりぎりのご様子…。
みんなかわいそう
本人もやりたくてやってるんじゃないんだろうけど
「それでね…
まさか…と思って長男の部屋を探ったら
たくさん督促状が出てきて…」
うわぁああああ…
「もうどうしていいかわかんなくて。」
そりゃそうだ…。
メメは300円の督促状でも動揺してたのに。
「督促状については全部、
主人が問い合わせて確認したんだけどね…」
もう返してるのもあったらしい。
この状態のときって
返しては借りて、返しては借りて…。
二度と出られない蟻地獄…
あれ?てかこれ、だいじょうぶ?
有名どころの消費者金融で借りれなくなって
手を出してはいけないところで
借りちゃったりとか…してない?????
「うん…ない…って言ってたけど」
これまた、本人談、らしい。
うわぁああ…こわいいいぃいい
「で、トドメにね…」
え、まだあるの
心の臓がばくばくよ…。


トドメの一撃。


「私名義のクレジットカードで
キャッシングしてた…」
…え??
でもクレカは冴島さんが自分自身で持ってるよね?
「それが…私の名前で新しくカードを作って
キャッシングしてたの…」
「盗癖があるってわかってから
たくさん話してもうしないって言ったあとに
作ったみたいで…
もう何も信じられない…」
…
正直、何を言っていいのかわからず
次男の競技が始まっても
上の空でした…


何も言えないけど…。


「ごめんね…運動会でこんな話…」
いやいや、いいの、いいんだけど…
聞いてるだけになるのがもどかしい
「聞いてもらえるのが助かってる。
主人にこの話すると怒るんだよね…」
怒ってもしょうがないやろう
と思いますが口には出さず
そういえば、相談窓口って行ってみた?
「うん、行ってみた。
当人は一緒じゃなくてもいいって言われたから」
そうなんだね。
「いろいろアドバイスはもらったよ。
こないだのメメと同じようなこと言われた」
そうか・・・。
「本人が依存症だって認められるまで
家族がゆるやかに監視するしかないとも言われた」
そうなるよね・・・
督促状とかクレカについても相談した?
「ううん、まだ相談してない」
あっ!?
督促状、肩代わりして返済してないよね!??!
「え…もしかしたら返したかも…」
おぉ…。
次に見つけても返さないようにしたほうがいいかも…。
「なんで?」
返しちゃったら「返してもらえるやん」ってなる…。
「すんごい泣いて反省してても?」
泣いてストレス溜まったら
ますます買い物したくなるんじゃないかな…
「あー・・・」
でも、前も言った通り
【決別】状態になるのが一番まずいので
あくまでもやんわり話したほうがよいし
借金する前に相談してほしいって伝えたほうがいいかも。
「そうだよね…わかった。ありがとね」
と言って、今回はお別れ…。
ぶっちゃけ、借金は借金のままにしておいて
最悪の場合、自己破産した方が良いと
親戚のケースの時に言われたんだよなぁ…。
と思いつつもそこまではいいませんでした。
あの頃とかわっているかもしれないし、
そこまで責任持てない
自己破産すると、しばらくクレカ作れなくなるし
お金も借りられなくなるから
長男くんの場合はそのほうが良さそうだけど…。
てかこれ…ほんまに大丈夫なん?
という不安が拭えない。
一般消費者金融でお金借りまくって
人の名前でクレカ作るところまで来てる人が
アカンところでお金借りたりしてないんか??
どうか…これで終わってくれぇ…
これ以上冴島さんが
げっそりすることのありませんように…。
と思いながらまた眠れぬ夜が続きました。
こんな話にお付き合いくださって
ありがとうございました
また、続きを書きますー。
こんな話ですがお時間あったら覗いてみていただけると
幸いに存じます
この話を抱えたまま年を超えるのが恐ろしいので
ペースをあげないとー!