闇の入口ー10月の話ー。 | メメントス

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家が建ったメメです。
タイトルは某ゲームから。
アメンバー申請は【仲良くさせていただいている】という記憶のある方のみになりますので、何卒ご理解ください。
基本的に平日12時頃に更新となっております。

  

 

左矢印左矢印UMAくんある夜。UMAくん右矢印右矢印

 

9月に次男猫の運動会で話してから

 

もやもやしつつも

 

ようやく少し心が落ち着いた10月の半ば。

 

そろそろ寝ようかと思った22時。

 

電話が鳴りました。

 

こんな時間に電話がなることは珍しいので

 

だれだろうと思って見てみると

 

冴島さんでした。

 

「メメちゃん!遅くにごめん!!

 

どうしてもお願いしたいことがあって!!」

 

え??ど、どしたの??

 

「今晩だけでいいから、

 

下の息子を泊めてもらえないかな!?」

 

びっくりアセアセアセアセアセアセ

 

いや、それはいいけど、どしたの??

 

「ごめん、ちょっと今、時間がなくてえーんアセアセ

 

息子が自転車で行くので、よろしくお願いします!

 

またちゃんと説明するから!!アセアセ

 

と、まくしたてられて電話は切れました。

 

えーー??ガーンアセアセ

 

弟くんは小太猫と同い年で

 

幼稚園から一緒の幼馴染です。

 

仲良しなので泊まるのはかまいませんが

 

明日も学校あるし…いったい…?

 

それに今までにないほどに焦っている様子が

 

非常に心配です…。

 

ということは…長男くん関係かな…

 

と、なんとなく思ってしまいます。

 

15分後くらいに弟くんがやってきました。

 

なんとも悲しい顔をしているので

 

とても理由を聞ける様子ではなく

 

早々に小太猫の部屋へ案内。

 

お風呂もご飯も済んでいるようでしたので

 

少しならゲームしてもいいけど

 

12時までには寝なさいよ。明日、学校だし。

 

と伝えてドアを閉めました。

 

左矢印左矢印UMAくん翌日。UMAくん右矢印右矢印

 

弟くんは小太猫と学校へ。

 

中太犬

 

犬「どしたん?なんかあったん?」

 

と気にしている様子でしたが

 

何があったのかはメメUMAくんにもわからない。

 

能天気に

 

「また泊まりに来てほしいなぁ照れ

 

と言ってる幼太ハムスターが救いですアセアセ

(少し遊んでもらったらしい)

 

昼過ぎに冴島さんから

 

「昨日はごめんなさい」

 

と連絡がありました。

 

仕事中でしたがちょっと抜けて話を聞きます。

 

すると…。

 

「家に…人が来てね…」

 

人?

 

「いわゆる借金取り…」

 

は??????

 

要点をまとめますと

 

1.長男は闇金からお金を借りていた

 

2.借りたのは3万円だが暴利で利子を返すだけで精一杯

 

3.あの手この手で返してきたけどついに返せなくなった

 

4.貸し主が昨夜、家まで取り立てに来た

 

ということ。

 

そこでお金を借りる際に

 

自分の学生証、保険証のコピーをとられており

 

自宅の住所も学校もすべてバレている状態。

 

ここのところ家の電話には

 

無言電話が何度もかかっていたそう…。

 

絶対にない、って言ってたんだけど…

 

嘘だったの…ショボーン

 

一番あたってほしくない予想が

 

的中してしまいました…えーん

 

左矢印左矢印UMAくんその後の対応。UMAくん右矢印右矢印

 

幸か不幸か、冴島さんの家のすぐそばには

 

交番があります。

 

そこで、借金取りに気付いた時、

 

交番に電話をしたんだそうです。

 

ちょうどおまわりさんがいたので

 

すぐに駆けつけてくれて

 

借金取りは一時退散。

 

おまわりさんが言うには

 

・借金はもう返す必要がないから相手にしない

 

・なにかあればすぐに連絡を

 

・報復してくる場合があるので外出時は気をつける必要がある

 

・娘さんと小さいお子さんはできれば避難した方が良い

 

ということだったそうで…

 

それで弟くんをメメ家に、ということだったようです。

 

娘さんは別のお友達の家に避難。

 

それは危険だね・・・。

 

じゃあ、弟くんはしばらくうちで預かるよ!

 

と言ったのですが

 

「ううん、今日中に近所のアパートを

 

借りるから、なんとかなると思うアセアセ

 

そういえばご主人、不動産関係でした。

 

メメちゃんちを巻き込んでごめんね・・・。」

 

いやいや、それは全然アセアセ

 

そもそももう返す必要のない話ならなおさらでしょう。

 

「おまわりさんの話だと、

 

下の子達の学校の行き帰りが

 

危ないかもしれないって言われて・・・」

 

おぉ・・・真顔

 

「相手の正体がわかるまで、気をつけてほしいって」

 

正体はわかりそうなん?

 

「いや、長男が知ってた携帯番号からは

 

わからないみたいで。

 

今も調べてもらってる・・・」

 

判明しないと落ち着かないよね・・・。

 

「そうなんだよね・・・

 

それと・・・長男のスマホに

 

シグナルっていうアプリが入ってて・・・」

 

シグナル・・・どこかで聞いたような・・・

 

あっ??!!それって!!ガーンガーンガーン

 

「そう・・・例の・・・闇バイトの・・・

 

今日、警察署に行って話聞かれるみたい・・・。」

 

もちろん、正しい使い方をすれば

 

アプリに罪はないのでしょうが・・・

 

闇金が出てきて

 

闇バイトでうわさのアプリが出てきたら

 

もういろいろ想像しちゃうでしょう・・・無気力

 

「本人は指示されてインストールしただけで

 

何もしてないって言ってるから・・・

 

そうだと信じてる…信じてるんだけど…ショボーン

 

と、冴島さんは泣いてしまいました・・・。

 

もうぉぉおおおおお。

 

どんだけ困らせてんだよえーんムカムカムカムカムカムカ

 

左矢印左矢印UMAくんてかさ。UMAくん右矢印右矢印

 

前にも書いた話で恐縮ですが

 

ここまできても

 

長男くんが一体何にお金を使っているのかが

 

よくわからないのです。

 

どれだけ聞いても

 

「自分でもよくわからん」

 

「普通に買い物した」

 

と言い続けるか

 

「・・・」

 

無言。

 

確かに多少の買い物はあったようですが

 

それでこんなに激しく借金することになる?

 

ハイブランドのお品を買っているわけではなさそうだし

 

ギャンブルに依存している様子でもない。

 

冴島さんのクレカでのキャッシングだけでも

 

100万円借りてたそうですが

(てかそんなに簡単に100万借りれるの??)

 

何に消えたの?

 

全部闇金に??

 

なんかそれも順序が違うような・・・。

 

むしろそこがミステリー過ぎて怖いもやもや

 

とはいえ、警察も介入する話になってしまったので

 

これで…長男くんの目が覚めることを願うばかり…。

 

と思いながらまたしても眠れぬ日々を過ごすことに…。

 

 

こんな話にお付き合いくださって

 

ありがとうございました真顔アセアセ

 

次回で、最終回(?)になります。

 

お時間あったら覗いてみていただけると

 

幸いに存じます笑い泣き