

6年生になった次男。


クラス分けの結果は
【そこそこ】
という感じでしたが
小太的に先生は当たりで
↑このブログですね。
クラスメイトもノリが良く
楽しいクラスだそう
家での小太は相変わらずサルで
実家でお風呂に入った後
と言って
真っ裸で渡り廊下を走り新居へ向かい
その後ろからババが
「こらー!」と追いかけてくる…
昭和?
ここだけ昭和なの?
っていうやりとりを日々、繰り返しています
もう6年生だしそろそろ…ね…
また、メメ家の地域では
登校の際には登校班で行くのですが
6年生の小太は当然
【班長】。
班員はメンズばかりの5人の班。
そのうち一人は弟である幼太。
と何度も言いますが
兄としてのプライドなのか
単に幼太を嫌っているのか…
出発時には
と毎日のように言っているので
毎日のように
と怒号が飛びます
端から見たら兄弟かどうかなんてわからないのだから
単にでっかい6年生が
入ったばかりの1年生をいじめてる、の図
になってることが
どうも理解できないんですよねー
まさにジャイアン。
メガネかけててぱっと見のび太みたいな
ジャイアン
てことはメメはジャイアンのママか…


映画版のジャイアン。


昔からよく言いますよね。
映画版のジャイアンはいいヤツ
ってやつ。
上に書いたように幼太には鬼のように厳しく
自宅ではサルと同レベルの
アホの子、な小太ですが。
学校ではそこそこ評判がよいナゼ
まさに
学校の小太はいいヤツ
のようですダカラナゼ
時折お褒めいただくことがあるのですが
その度に
って思ってます
でも、先日、
ちょっと小太を見直すことがありました。
参観日の日に小太のお友達のお母さんに
「本当に、本当に!!
ありがとうございます!」
と廊下で号泣しながらお礼を言われたのです。


実は。


覚えている方はいらっしゃらないと思うのですが
このブログに書いた野外活動の班の話。
ここで出てきた
【登校拒否】のお子さんのお母さんでした。
仮の名を山田くんとしましょう。
↑ドラマ始まりましたね
社長室にヘラクレウム発見!
みどりさんのお家にこれが…
と、話を戻しまして。
山田くんと小太は小学1年生で同じクラスになり
2年生でも続けて同じクラスで仲良しに。
しかし、2年生の中盤、山田くんは
アレルギー症状が強く出るようになり
学校をしばしば休むように。
また、学校に来ていても
参加できる授業とできない授業があり
教室にいない日が増えました。
小太を始めとする仲の良い子たちは
変わらず接していたようですが
山田くんの中では少しずつ
【学校に行きたくない】
という気持ちが芽生え、お休みの日が増え、
3年生になる頃にはまったく
学校に来なくなってしまいました。
学校には来ませんが、
放課後に小太たちと遊ぶことはありました。
今度はそれを見た他の子が
「あいつ、休んでるのに遊んでる」
と言ったのを聞いてしまい
山田くんは外で遊ぶこともなくなりました。
そんな中でも小太は常に
山田くんへの声掛けを忘れませんでした。
そのために
と言ってきました。
(山田くんはキッズケータイだったので
LINEができませんでした。
逆に我が家はデータ通信オンリーSIMだったので
SMSができなかった)
これは、はたして山田くんにとって
良いことなのかどうかがわからなかったので
山田くんのお母さんにも相談しました。
結果は「ぜひ連絡してきて!」とのことだったので
SMSでのやり取りがはじまりました。
夜な夜な、SMSで学校の話を伝えたり
土日は遊べるか、と聞いてみたりしていました。
でも小太の中でのルールとして
「学校に来ないの?」
は絶対に言わない、と決めていたようです。
そういうのがプレッシャーになるかもって
考えられるんだなぁって驚きました。
いや、ただの野生の勘というウワサも
とは伝えていて、
稀に保健室登校する、と聞いた時は
他の友だちも誘って校門のところで出迎えて
車から降りるのを嫌がる山田くんに
みんなでアレコレ声をかけて
一緒に保健室まで行っていたようです。
そして、上のブログでも書いていたように
野外活動では一縷の望みをかけて
山田くんと同じ班に。
結果は残念でしたが、
野外活動で作った記念品を
先生に言って特別に2つ作らせてもらって
一つは山田くんに届けていました
そんな感じで3年にわたってがんばる小太が
少し大変そうに見えたので
一度だけ言ったことがあります。
と。
すると小太は
と、あまりにまっすぐ回答されたので
とだけ言いました。
この時の会話は今でも何が正解だったのかなって
思い返すことがあります。
そうして迎えた6年生。
参観日に覗いた小太の教室には
山田くんの姿がありました。


小太と山田くん。


「本当に、小太くんには
なんてお礼を言ったら良いか…」
と、泣きながら伝えてくれるお母さんに
思わずもらい泣きしちゃいました
クラスを覗くと
山田くんは先生にツッコミを入れられて
みんながドっと笑って
山田くんも小太もたくさん笑って…
その姿にまたホロリ…
「正直なところ、もうこんな日が来るとは
思っていなかったんです」
そうかもしれない、と思いました。
メメの親戚や知り合いにも
登校拒否になった子が何人かいますが
復帰した、という話はなかなか聞きません。
今は学校に通うだけが全てじゃないと
わかってはいるつもりですし
親のエゴだなぁ、とも思うのですが
それでも、教室で、学校で、同級生たちと
いろんな時間を共有する姿に
【普通】を感じてしまうんだなって思いました。
これには、いろいろなご意見があると思うのですが
ご容赦いただけると幸いです。
まだ学校が始まって1週間。
山田くんだって小太だって
どこで何が起きてルートを選択し直すかは
わかりません。
でも、どの道に行ったとしても
自分で選んだ道、と理解して納得して
笑顔で歩んで欲しいなって思います。
そもそも山田くんの復帰は、ご家族の支えや
先生方の協力、何より本人のがんばりですから、
小太だけが理由ではないと思いますが
その日、山田くんと、山田くんのお母さんと
そして何より小太が嬉しそうだったので
よくがんばった!と
褒めてあげたくなりました
(なっただけでまだ褒めてないし伝えてない)
また長くなってしまいましたが…
長い話に最後までお付き合いくださり
ありがとうございました
また覗いてみて頂けるとうれしいです


後述。というか読みたい漫画


まだ書くんかーい!ってなるかもですがw
これだけ言わせて(書かせて)ください!
今日は
【マダムたちのルームシェア】2巻の発売日です!
夜、ゆっくり読みたいです