「まっくらやみ」稽古場リポート
終に立ち稽古がはじまりました!
女坑夫、坑夫、頭領たちが立ちまわっております!
山崎ハコさんの楽曲も素晴らしいので、早く御聞かせしたい!でもでも、本番までお待ちください。
森崎和江さんが聴きとった、筑豊の炭坑で戦後まで鉱山労働をしていた女性たちの人生は、
想像を絶するようでいて、やはり肉体労働現場ならどこにでもある苦労と楽しみがまじあっています。
私の脚本を高橋正徳さんの演出で、椿組と客演の皆さんが立ち上げていきます。
今はない女性の坑内労働、資料も調べながらも、俳優の肉体から湧き上がる喜怒哀楽で
物語に血肉をいれていくのでした~~~!
チケット
https://ticket.corich.jp/apply/210536/201/
「まっくらやみ・女の筑豊(やま)」
作:嶽本あゆ美(メメントC)
演出:高橋正徳(文学座)
主題歌:山﨑ハコ
■2023年2月9日(木)〜19日(日)11日間・14ステージ
■木戸銭:全席指定席4500円
学生・養成所割引:3000円/中高校生2000円/小学生1000円
◎予約 椿組: Mail:tsubaki.ticket@gmail.com
◎予約フォーム:https://ticket.corich.jp/apply/210536/201/
または直接、メッセンジャー、mementocdefg@gmail.com にて日時など御報せください。
[木戸銭発売日:2022年12月15日(木)14時より]
あらすじ
『1958年、一組の子連れの若い男女(和子と健)が筑豊炭鉱のある町に現れる。その二人連れは炭鉱町に住みつき、人々に文芸サークルへの参加を呼び掛ける。話す日本語も生活習慣も、日本人とは違うアンバランスな和子。その不器用な暮らしぶりを見て、周囲の女らが関わり合いを始める。和子は年老いた女坑夫らを訪ね歩き、そのライフストーリーを記録する。
当時、各地の石炭産業では合理化の嵐によって労働闘争が過激さを増し、様々な暴力、非暴力の闘争が激化していた。二人はその嵐の渦中へと飛び込んでいく。』
日本のアレクシエーヴィチともいわれる森崎和江の「まっくら」ー女坑夫らからの聞き書きーと彼女の筑豊での激動の日々を、椿組がシアター・トップスの小空間に石炭の熱量で立ち上げます!
原点はどこだ?まっくらやみの中であなたが見るものはなんでしょう??太平洋食堂以来、また重量のある作品になりそうです。
こうご期待!!
[出演]
田渕正博/木下藤次郎/趙徳安/斉藤健/井上カオリ/長嶺安奈/岡村多加江/山中淳恵/望月麻里/土屋あかり/鈴木彩乃/佐久間淳也/辻親八/水野あや/山本亨/外波山文明
椿組ホームページ