アフタートーク登壇者決定!
今回の公演では、二回のアフタートークがあります。
ようやく全ての登壇者が全て決まりました。
かなり、濃ゆいチェーホフ話になりそうです。
8月11日(木)14時の回が、孫崎亨さん。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%AB%E5%B4%8E%E4%BA%AB
ロシアの外交官を務められ、ロシア文化をよく知る方です。
そして、なんと、チェーホフ全集は原語で読んでいるそうで、これは楽しみなお話が聴けそうです。
そして、8月13日(土)17時の回が、チェーホフ研究者の内田健介さんです。
https://note.com/utiken/n/nccc073bb7d7c
内田健介
千葉大学非常勤講師、チェーホフ・ロシア演劇研究
2011年 メメントC公演『ともしび』や『第六病棟』にドラマトゥルクとして関わる。
著書 翻訳『かもめ』、『歌舞伎と革命ロシア』、『西洋演劇論比較アンソロジー』、『ロシア革命と亡命思想家たち』ほか
内田さんには、初演の時に、ドラマトゥルグを務めて頂きました。
これは、アントンチエホフ=阿藤智恵さんからの紹介で、11年前に稽古場に来て頂きました。
千葉大で教鞭をとられ、最近は、「かもめ」の翻訳もされています。初演から改稿された「ともしびー恋について」、どのように思われたのか?伺うのがとても楽しみです。
この頃は、ロシアの文化を語るとなんだか肩身が狭いのですが、チェーホフの故郷である、タガンローグは、今、まさに戦火にさらされています。アゾフ海沿岸を舞台にした「ともしび」を読むと、本当に現実の戦争と、チェーホフの時代の思いが重なります。
じゃあ、ロシア文化全否定するのか?トルストイは?ドストエフスキーは?ツルゲーネフはは?チャイコフスキーは?モシュコフスキーは?ストラビンスキーーは?スキーばっかりではなく、ラフマニノフにチェーホフにワガノワバレエにマリインスキーに、またスキーだ・・・・ゴルキーにプーシキンにピロシキ・・・辛いですね。
ロシア帝国時代、チェーホフの考えたことは、そのまま現在も解決していません。
その後の革命、ソ連時代、ソ連崩壊、そしてまたロシアに。
戦争によって何度も何度も崩壊したロシアですが、今の異常な事態はいつまで続くのか?
お二人にそれぞれのご意見を伺おうとおもっています。
客席が80席程度と限られますので、お早めにご予約くださいませ。