太平洋食堂の味
出演者紹介が滞っております。すみません。
今日の夜も消えもの、ボイルドサーモンのコンソメじゅれ和えの、下ごしらえに追われております。
趣味の世界ですね。
とうとう明日は、衣装付き、消えものつき通しけいこ!!!!
みんな、準備のために壮絶になっています。
ユニット公演というか、劇団員でもないのに、出演者の皆さま本当に小道具やら衣装やら、助けて下さって、拝みたくなるほど働いて下さいます。そして、回数を重ねるたびに芝居は組みあがってきます。
藤井ごうさんはある意味、職人です。そして根気と粘りは私以上。
こないだ、ノーカット版の通しけいこを見ました。全部で三時間、10分。長いのですが一瞬でした。本当に私はこの七年間、見たかった誠之助と太平洋食堂を見て、脳みそがジンジンになってしまいました。
しかし、その時間の上演は観客には優しくない。今、血のにじむような思いで、ダイエットしてます。
疾駆する明治の疾風怒濤の物語をくみ上げます。
三十人近い人が集まってこの素晴らしい食卓を創造して下さってます。私は、自分で書いて自分でかいたもののように思われないほど、台詞は俳優にしみこみ、もう勝手に生きてます。誠之助は本当にあまのじゃくで臍曲がりで、愛すべき人です。奥さんは可愛くて、あいにあふれています。和尚も牧師も、私が見たかった三人組が、太平洋食堂で喧々諤々とやってます。この素晴らしき瞬間。
本当に本当に、この期間だけの開店です。演劇とは不便なもので、千秋楽がやってきて、DVDで上演ビデオを作ってみても、それは別物です。ぜひ、皆様の貴重なお時間を拝借したいと思います。この次の百年のために。百年前、あそこで起きたことをぜひ、目撃してください。
3日はありがたいことに売り切れましたが、平日はまだすいてます!劇場でお目に書かれますことを!!