私のページにお越し下さり、ありがとうございます。これは、私が実際に経験した実話です。事実だけを綴っています。


はじめましての方は、第1話から見ていただけるとうれしいです☆ 


前回はこちらです☆ 


 



 私には実家に帰りたくない理由がありました。
 
 
 
私の両親は、私が6歳の時に離婚をしました。


住んでいたマンションの前で、
家を出ていくために
荷物を積んだ車に乗った父に、
私はすがりました。
 

「お父さん、出ていくの?
 イヤ!!
 お願い、行かないで!」



お父さんっ子だった私は
必死に父にしがみつきました。
 


「良い子にしていたら迎えにくるからな」
 


と父は言うと、
泣いている私の頭をなで、
去ってゆきました。
 



父の乗った車が見えなくなるまで、
ずっとずっと走って追いかけたのを
覚えています。
 
 
 

 
それから2年ほど
父を待っていたのですが、
家には別の男性が住むことになりました。
 
 
 

 
その男性が来て間もなく、
暴力が絶えなくなりました。
毎日、母や私に殴る蹴るを繰り返しました。
 
 
 


まだ私が性について何もわからない頃、
その男は無理矢理
私に男性器を触らせられたりもしました。





また、私は喘息持ちで、
夜になると酷く咳き込んでいました。
 


隣の部屋では、
その男性と母がテレビで映画を観ながら、
SEXをしていました。
 


 
その男は咳き込む私に
 


「その咳はわざとだろ! 
 嫌がらせのつもりか?!」

  

と首根っこを掴み、殴りました。
そして、
 


「邪魔したいんか?!」
 


とすごんできたので、私が逃げると、
 


「ここに座れ、
 よく見とけ!
 お前も大人になったらやるんや!」
 


そう言って
ベッドサイドに私を正座させ、
泣いて拒む母と無理矢理SEXし、
私に見せつけました。



 
 
 
本当に地獄でした。
 
 
 
 

 
大人の全てが汚らわしく、
何も信じることができませんでした。
 
 
 
 
 
長くなりましたが、
私の実家はこんな感じだったので、
帰りたくはありませんでした。

 

 

 

次へつづく