私のページにお越し下さり、ありがとうございます。これは、私が実際に経験した実話です。事実だけを綴っています。
はじめましての方はこちらから見ていただけると嬉しいです☆登場人物紹介もあります
前回はこちらです☆
私の住むところは風呂なしアパートです。
正確にはあるにはあるのですが、
諸事情で現在使えない状態です。
けれどおあつらえ向けに、
少し歩けば大きなお風呂屋さんがありました。
だから、
学校が9時に終わって、
家に帰ってから
時々お風呂屋さんに行きます。
ある日、お風呂屋さんから帰ってきたら、
門の鍵が閉められていました。
どうしよう、中に入れない…。
社長に閉められたんだ。
社長宅のチャイムを押してみました。
が、反応なし。
仕方ないなあ、朝まで待つか…
夜だけど、学校も会社も都心部にあるので、
夜も賑やかです。
スーパーもレストランもコンビニも
24時間やっています。
とぼとぼ散歩をしながら、
道行く人たちを見ていると、
自分の身に起こった数々の出来事なんて
他愛のないことのように思え、
過去のしがらみから
抜け出せる気がしてきました。
私は自然と笑顔になっていました。
ニコニコしながら散歩していたら、
「おまえ、何してるんや!!」
と聞き覚えのある声に呼び止められました。
<次へつづく>