亡き父と亡き母が決めた事 | 日々の出来事

亡き父と亡き母が決めた事

先日、父と母が眠る『合同慰霊祭』へ行ってきました。



こちらのお世話になるきっかけは、母の姉を納骨する事から始まります。

母の姉はむかーし昔、千葉県で旦那様と出会い結婚したそうです。

子供には恵まれなかったのですが、のーんびり探していた様です。

その旦那様も亡くなってしまい、身寄りがない叔母さんは、出身地でもある北海道へ戻る事になり、我が実家に住む事になったんです。

その叔母さんが亡くなった時、こちらへ納骨しました。



その時に父も母も、将来的には兄家に迷惑を掛けない様に…と、同じところに納骨して欲しいと言われ、我が両親もこちらでお世話になっています。

こちらでは、大切なご遺骨を霊園が管理・供養する合葬墓です。お預かりしたお骨は100日供養後、骨つぼのまま安置棚に3年間安置し、安置後は合同カロートに合葬し、霊園が永代に供養してくれます。

※こちらでは3年を過ぎると、その年の亡くなった方達と一緒に石碑に名前が刻まれます。


何度かお話しさせて頂いてますが、我が実家には仏壇がありません。

ただ、宗派の関係でどうしてもお位牌は準備しなければなりませんでした。

お坊さん曰く、『49日までは修行をしながら天に召されます。その魂をお位牌に入れる事で成仏されるんです。』と…。

叔母さんは実家とは宗派が違った為、お位牌の準備は必要がありませんでしたが、父の時はお位牌は必要となったんです。

仏壇はありませんが、ちょっとしたテーブルの上に、お位牌と写真・お供え物や仏花など、普通の仏壇の様な形の物はありました。

その為、母の49日時には父との夫婦位牌を準備し、父の古い位牌からの魂抜きと新しい位牌へ魂入れ…。そして、母の魂入れをして頂きました。

本当は49日もやらないはずだったし、母もやらなくて良い!とは言っていたのですが、成仏出来ないと言われると…😅

その為、父も母も戒名はありますが永代供養の石碑には本名が刻まれています。

戒名にするか?本名にするかは、納骨時に選ぶ事が出来るんです。


お葬式もそうですよね。

父の時は、やはり家主という事もあってか?父方・母方の親戚一同を呼びました。

でも母の時は母の意向もあって、母の妹夫婦のみ呼んで、本当の家族(兄家と我が家)のみで行いました。


どの方法が良かったのか?未だにわかりません。

お葬式の時に斎場の方が『来る来ないは別として、お知らせだけはしておいた方が良い』と言われたのですが、父方・母方の兄弟姉妹も高齢ですしなかなか来れません。でも昔ながらの風習で、その子供達が参列する事になります。

そうなると、気を遣って母から見れば甥っ子や姪っ子に迷惑を掛けてしまうと…。母はとても嫌がっていました。なので、49日と納骨を済ませてから親戚にはハガキでお知らせしたんです。

もし母への気持ちがあるなら…、我が家に仏壇らしき物があるので連絡をしてくれてお線香をあげに来ると思うんです。実際きてくれた親戚は一軒のみ。後日、香典を送ってくれたのも一軒のみ。他の親戚は電話すらきません。これが現実です。

最後に会いたかったと言ってくれる人もいますが、母の意向を守らせてもらいました。

親戚がお墓を守るわけでもありませんし、仏壇を守ってくれるわけでもありません。

更には、お葬式のやり方も人それぞれです。親戚って、あーだこーだ言うんですよね。

母もよく言ってました。

冷たいかもしれないけど、親戚はアカの他人と同じ。確かに、父や母が居たから親戚付き合いはありました。(冠婚葬祭や年賀状くらいですが😅)

別に家を行き来する程、仲が良い訳でもないですよね。

母は多分、そういうしがらみを無くしようとしてくれたのかも??


母の3回忌を前にそう思いました。