では、前回触れたように、老犬せいごろーちゃんの介護
について差し上げた家族の協力を得るためのアドバイス。
(前回も言いましたが、この記事の内容は、相談者さんが女性という立場をもとにした、あくまでも私の見解ですからね。
)
それでは、ちょっと長いですが、早速行きますヨ
家族への期待値を下げる。
アレもコレもと、期待し過ぎてませんか
女性は、フツーこうなったら、言われなくても、こうするのが当たり前でしょ
と思うかもしれませんが、前回のブログでお話ししたように、男性
は全く気付いていない、もしくは、多少気付いても自分が率先してやろうという所まで頭が行かないこともあるようで・・・。
家族に期待しちゃうのは分かるんだけど、期待通りにしてもらえなかったときに、そこでまたイラっとしちゃいますよね。
極端な例ですが、愛犬に教えたオスワリ
、お手
は、常に期待できますよね。
でも、お散歩後に愛犬が自分で足を洗わなくても怒りませんよね。だって、できる訳ないし、だから、期待もしない。
基本コレで行きませんか
(男性がワンコ
と同レベル、・・・で失礼です
が、女性
のイライラ
を抑えるためには、ここはコラえてください。
)
やってねと言ったことは必ずやってもらうけれど、その延長線で派生した自分ならやるのに~という行動は、期待しない
言われなくてもできる家族がいらっしゃるなら、それはラッキー、感謝しましょう。
いつもカリカリするより、少しでも平穏な精神状態を保つ方が愛犬介護
には大事。
だから、家族それぞれに、介護では最低これだけはやってほしい
としっかり伝え、他は、ある程度目をつぶる。
言わなくたって分かるでしょは、やめましょうネ。
なんでもかんでも自分のやり方を押し付けない。イヤなら、自分でやる。
愛犬の介護をしていくと、自分のお世話方法が定着しますよね。
そのため、他の人がちょっと違った方法でお世話をすると、ちがう、ちがう、こうするの~と自分の方法をイラっとしながら押し付ける。
身に覚えはありませんか
コウじゃない、アアじゃない
と、いつもガミガミ言われてたら、もうヤメタ~
となるのは当たり前。
少しくらいやり方が違ったり、もたついてても、愛犬を問題なくお世話してくれているなら、この点も目をつぶりましょう。
でも、見てたら手を出したくなるのよねぇとなるなら、実際にその場から離れて、見ない
ようにする
これ絶対効きます!
もちろん、愛犬が苦しがっていたり嫌がっている
のに、気にせずお世話し続けようなんて場合は、絶対手を出すべきですし、しっかり何がどう悪いのかを説明するべきです。
でも、たいしたことがないのなら、スルーしましょ。
もしも、自分の方法でお世話してほしいけど、してもらえないことでイライラするや、自分の方法以外はあり得ない
と思うなら、自分でやりましょう。その方が気分的にも楽ですよ。
でも、文句はあまり言わずにね。
家庭の雰囲気を悪くしてまでも、自分の正しさを主張することが賢明かを考える。
上のに似ていますが、自分は正しい
と主張してばかりでは、多くの場合、また小言かよ~
のように受け取られ、状況は改善しないのではないでしょうか
何が何でも自分の正しさを皆に認められるのが、一番の目的なのでしたら、ガンガン主張してください。
でも、最終的な目的は、介護の協力を得ることですよね。
介護の辛さなどから、愚痴が出るのは良く分かります。
でも、僕もお世話するよと言ってもらわなければ、ネ。
自分の正しさを主張したところで、家族がギスギスしてしまったり、愛犬のお世話をしてもらえない
となると、最終的に、自分がもっと大変な状況
に陥ることにもなり得るのでは
ありがとう
を口にする。
特に家族内では、簡単そうでカンタンではないかもしれませんが、でもアリガトウ
って、コミュニケーションを円滑にする必殺技
。
感謝の言葉を言われて、嫌な気分になる人はいません。
あらたまって、ありがとうございます~、じゃなくていいのです。
「あ、してくれたんだ。ありがとネ」と軽い感じでいいと思います。
軽くても、言われた方は、絶対に心に響く
はず。
アリガトウって言われたら、おそらく、こちらからも言おうかな
、と相手のガードも下がるんじゃないでしょうか。
感謝してるのは、言わなくたって分かるでしょという人、そう意地を張らずに、物は試しに言ってみて。
誰でも、小言ばかりを聞くより、アリガトウで心は和らぎますよ。
そして、絶対に場も和みます。
愚痴は、家族以外に吐き出す。
上のアドバイスで、文句をあまり言わない様にとありますが、そう言われたってムカつく~、と不満は溜まりますよね。そりゃ当たり前です!
でも、その不満や愚痴は、できれば、家の外で吐き出しましょう。
前にも言いましたが、可能であれば、愛犬の介護経験者が理想的。
やっぱり、同じ辛さを共感してもらえるのって、心を軽くするお薬になりますからね。
家庭内で小言大放出
では、悪循環
にしかなりません。
・・・と、今回のアドバイスは、こんな感じでしょうか
相談者の友人は、男性がダメな子みたいだね、と言ってましたが、そうかもしれません。
期待しないしね。
家庭内では、女性は、男性よりも大人ではありませんか
オンナは、お母さんは、強いんです。
寛大な心で、適度に家族をヨイショして持ち上げて
、協力を得られるようにしましょう。
もちろん、自分の気持ちや態度、そして家族の協力体制も、カンタンには変わらないかもしれません。
でも、相手のことを変えるより、自分(または自分の考え方)を変えることは比較的できやすいですよね
いつもピリピリした精神状態では、ご自身の心が折れかねません
し、怒ってばかり
では家族との溝もなかなか埋められません。
そんな言われても全部なんて出来ないよという方は、せめて
番と
番を実行してみてください。少しづつでも、頑張りましょう
多少なりとも、気持ちに余裕がある状態にしておかないと、本当に辛い辛い介護の世界に入り込んでしまいます。
しかしながら、これで、友人の悩みが消えるわけではないのです。
なぜなら、家族のギスギスした空気や彼女の介護鬱
は、せいごろーちゃん
のお世話がみんなの重荷になっていることから発生しているから・・・。
だから、そのお世話が少なからず楽になれば、皆の負担もおのずと軽減され、心にももっと余裕が出てくるはず。
心に余裕が出ると、多少のことでイライラもしなくなりますしね。
ということで、次回は、せいちゃんの「介護を楽にする方法-その1」をお話しします。
今度は、ホントに犬の介護方法の内容ですので、介護実践のヒント
にもなると思います
お楽しみに~
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も飼い主さん
もHAPPY
な日々を送ることが出来るはず。もちろん、介護生活では愛犬の体調などで、山あり谷ありではありますが。
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