新潟市の保健所から直接引き取って飼い始めたソフィー。
保健所からの場合、動物愛護団体さんから引き取るケースとは異なります。
というのも、動物愛護団体さんは保護中に病院へ連れて行き、診察
をしてもらいますので、里子の体調なども分かった状態で里親さんに引き渡されます。
ところが、保健所から引き取る場合は、見た目などからしか保護犬の状態は分かりません。
もちろん、ソフィーもそんな状態でしたので、詳しい体調は自分たちで病院
へ連れて行かなければ分かりませんでした。
ソフィーを引き取る際は、もちろん色々あるだろうと覚悟はしてました。完全に負傷犬でしたから。
以前のブログでお話しましたが、ソフィーをシャンプー
した際に、お腹にゴロゴロとした腫瘍も発見しましたし。
ここで、既に手術をしてもらうことになるだろうなと思ってました。
で、早速主人と一緒に掛かりつけの動物病院へ。
病院の待合室。おとなしくダディーに抱っこされる良い子のソフィー。
ハナ 「新しい子なんですけど。保健所から引き取った子です。」
先生 「お~、いいことしましたねぇ。どれどれぇ。
」
まず、先生は、目
からチェック。
ソフィーの目の前で指を動かし、目に異常がないか診察。
濁っているようですが、目はちゃんと見えてる様子。
体重は見た目とは大きく異なり、驚きの5.8kgでガリガリ。
そして、腫瘍の件を話すと、お腹をナデナデ。
先生 「乳腺腫瘍ですね。結構たくさんありますね。じゃ、次は足のレントゲンを撮りましょう。」
そっか、やっぱり乳腺腫瘍だったのね。これは、予想の範囲内。
そして、右後肢の状態は、主に2つの症状があることが分かりました。
1つは、大腿骨の付け根が股関節からはずれてる。あらら~
2つめは、パテラ(膝蓋骨脱臼)。これもあったかぁ。
先生 「この足の状態はずいぶん前からですね。でも、手術をすれば直りますよ。」
乳腺腫瘍除去の手術と後肢の手術は、同時に可能とのこと。ほぉ~、なるほど。
先生 「食欲はどうですか?」
ハナ 「新しい環境で慣れてないせいか、あまり食べません。」
先生 「じゃあ、すぐには手術は出来ないので、もう少し食べてもらってから手術にしましょうか。おばあちゃんだし、体力つけてもらわないとね。2週間後くらいかな。」
先生によると、ソフィーは10才くらい。やっぱり、おばあちゃんね。
そして、最後にもう一つ検査をしなければならないとのこと。
それは、ソフィーのお腹のエコー検査でした。
すると、検査中に先生に呼ばれ、検査室へ。ナニナニ
2人の看護師さんにがっしりと掴まれて、仰向きに寝かされたソフィーのお腹の上に先生がエコーの機械を動かしてました。ソフィーは妊婦さんのようでした。
先生 「このモニターの黒い影
、見えるでしょ?普通黒いものは液体なので、膀胱にあるオシッコはこんな感じで黒く見えるんだけど、この影は子宮の中。おそらく子宮蓄膿症かなぁ。」
ハナ 「・・・。」
子宮蓄膿症かぁ。この病気、避妊手術をしていない子がかかりやすいなど、漠然としたことしか知らないけど・・・。
先生 「すぐに手術だね。」
ハナ 「え、すぐでも、さっき2週間後って。
」
先生 「子宮蓄膿症では、待ってられないよ。乳腺腫瘍も子宮も一緒に取ってしまいますね。でも、足の手術はすぐに一緒には出来ないので、また今度。」
そんな即入院手術はやって来ると思っていたけど、心の準備がぁ~。
でも、それがソフィーにとっては良い対処なんだよね
手術すれば、バッチリの状態になるのか
入院は1週間程度。ソフィー、また心細くなっちゃうよね~。
でも、先生はとても信頼できる方なので先生を信じ
、ソフィーを病院
に残して家路に。
帰宅後、私は、子宮蓄膿症についてネットで調査。
なるほど、先生がすぐに手術という意味も納得。
この病気についても、今度ブログでお話してみたいと思います。ソフィーのおかげで、いろいろと勉強になります。
退院時のお話については、ノチホドご報告しますね。