12月8日(木)
水俣学Webセミナー「石牟礼道子 苦海・浄土・日本」
講師 田中優子 (江戸文化研究家)
水俣を「人権問題」とか「市民活動」とかの言葉で括ることの『なんと薄っぺらいことよ』
石牟礼道子の言葉をことほぎながら、田中優子先生は近現代において日本が失った「大切な世界観」について語りました。
水俣学に興味を持つようになったのは、ここNCNPでの出会いがはじまりでした。
2013年8月、同じ病室にいた当時69歳のお爺さんと出会いました。米田 美喜男さん、ミッキーです。
何がきっかけだったのか、話しが公害問題に及んだ時、足尾鉱毒事件、水俣チッソ事件などその知識の膨大さに驚かされました。その後、米田さんはALSと診断され埼玉の自宅近くの病院に移りましたが、ミッキーの話しが面白くてよく浦和でお茶しながら語り合いました。
このブログで紹介したこともあります。
おしゃべり好きなミッキーさんだけあって、ALSとは思えないほど長く言葉が出ていましたが、残念ながら今年訃報が届きました。
病気にならなければなかった出会い。
一回りも若いボクを友だちと呼んでくれた。
友の極めて独特なファッションに思いを馳せつつ、改めて出逢いというものの不思議さを感じたひと時でした。