ひらパーにぐるり森がオープンしたのは2009年で全国では4番目になります。
かなり早い段階でのオープンだったわけです。
フリーパスで無制限という利用方法は最初から貫かれたままですが😁当時は隣にアトラクションが残っておりかなり狭い空間での迷路でした。
しかもクイズ無しで入場時にコインが渡されるのです。
で、今も残っている鏡の迷路を進んでゴールをしたら台にコインを入れるとカードが出てきてバトルです。
要するに無条件でカードをプレゼントしているようなものです。
これをフリーパスで無制限という条件で行っていたため、フリーパス購入者がぐるり森に殺到しリピーターだらけになりました。
何しろリピーターの数も回数も桁違いです。
その結果、フリーパスの分配のほぼ全てをぐるり森が占めるという事態になったことで他業者からクレームが殺到しひらパーの親企業である京阪電鉄をも激怒させます。💥
事の真偽は定かではありませんが容易に想像は付く内容です。
そしてオープンしたぐるり森は直ぐにリニューアルすることを余儀なくされ、隣のアトラクションを潰して拡大しスティック状のツールタイプの内容に変更となります。
これによりゲーム要素が強いアトラクションとなり批判をかわすことになるわけですが、京阪電鉄側の怒りは大きく全国の私鉄系遊園地にもぐるり森のダークなイメージが響き渡ることになります。
他業者へのイメージの悪化も相当なものだったと思います。
早期にリニューアルしたぐるり森でしたが、そのことは遊園地からは一切のアピールはなく非常にひっそりと「ぐるり森大冒険2」としてオープンしていたことを覚えています。
余りにも最初のぐるり森が短かったこととリニューアルが全く秘密裏だったことから、「ぐるり森大冒険2」がひらパーでの最初のぐるり森だと思っている人が多いくらいです。
その後もひらパーが出す広報紙にはぐるり森のことは一切出てこないし、ホームページでのイベントの告知もありません。
多分ご法度なのだと思います。
集客に繋がるようなイベントはしない、という約束をしているのかもしれません。
だから地域限定カードが発行出来ないのではないでしょうか。
間違いなく殺到しますから。
ぐるり森のイベントも出来ないと思います。
実際には本体が出している季節限定カードなどは出ているのですが、行った者しかわからない、という現場でのアピールだけです。
フリーパスの分配に関してはおそらく年パスの方の配分だけでいいです、くらいの無条件降伏状態ではないかと想像しています。😑
こういう悪評が私鉄系遊園地に広まったことで、私鉄系遊園地はぐるり森と距離を置くようになります。
ただ、京阪電鉄の影響力が強い関西とは違い、東海地方や関東など離れたところではぐるり森の魅力は理解されていきます。
泉陽興業のお膝元である関西でぐるり森が全く広まらないのはこういう事情があるのです。
これまでは・・・🙄
潮目が変化してきたのは「みろくの里」のオープンあたりからです。
フリーパスを条件にした課金制度が成功したのです。
そして、東武鉄道の遊園地がぐるり森をオープンさせたことで私鉄系遊園地の中にはぐるり森のイメージにはもうダークさはないことが証明されます。
ぐるり森のイメージは金の成る木へと変化したのではないかと思うのです。🌲💸💸
おそらくパルパルもその魅力にハマってしまったのでしょう。
全国から葱を背負った鴨が大量に来場する沼に。