マイルスの電化に至る経緯でその「過渡期」として扱われるのが『マイルス・イン・ザ・スカイ』と『キリマンジャロの娘』の2枚。


"エレキ楽器を初めて使用"云々と言うよりも『ネフェルティティ』と『イン・ア・サイレント・ウェイ』というマイルス史において最重要かつ、(オン・ザ・コーナーを除けば)最もミステリアスな名盤2枚に挟まれた、(マイルスにしては)割と評価の低い作品というモヤモヤ感も含めて「過渡期」というレッテルが貼られてしまっている気もします。
さて、同じ過渡期の作品と片付けられがちですが、この2枚、はっきりと性格が違います。
イン・ザ・スカイはネフェルティティを発展させようという意図が見えますが、マイルス自身どう発展させるのか青写真らしき物すら持っておらず、とりあえずショーターのミステリアス(解りにくい)な要素を切り捨てた上でネフェルティティを焼き増ししてみた感じを受けます。
上記の理由で前作のような深みは薄まってるけど、フェンダーローズやエレキギターの使用といった目新しさに加えこの時期このメンバーでの"前作延長路線"とくればクオリティは当然高く、世間評価は置いといて、個人的にはイメージもクオリティも4部作の仲間に入れてあげても良い位の作品だと思います。
これに対してキリマンジャロの娘は、はっきり4部作とサイレント・ウェイやビッチェズ・ブルーとの過渡期の作品に聴こえる..ってのは次回に。


"エレキ楽器を初めて使用"云々と言うよりも『ネフェルティティ』と『イン・ア・サイレント・ウェイ』というマイルス史において最重要かつ、(オン・ザ・コーナーを除けば)最もミステリアスな名盤2枚に挟まれた、(マイルスにしては)割と評価の低い作品というモヤモヤ感も含めて「過渡期」というレッテルが貼られてしまっている気もします。
さて、同じ過渡期の作品と片付けられがちですが、この2枚、はっきりと性格が違います。
イン・ザ・スカイはネフェルティティを発展させようという意図が見えますが、マイルス自身どう発展させるのか青写真らしき物すら持っておらず、とりあえずショーターのミステリアス(解りにくい)な要素を切り捨てた上でネフェルティティを焼き増ししてみた感じを受けます。
上記の理由で前作のような深みは薄まってるけど、フェンダーローズやエレキギターの使用といった目新しさに加えこの時期このメンバーでの"前作延長路線"とくればクオリティは当然高く、世間評価は置いといて、個人的にはイメージもクオリティも4部作の仲間に入れてあげても良い位の作品だと思います。
これに対してキリマンジャロの娘は、はっきり4部作とサイレント・ウェイやビッチェズ・ブルーとの過渡期の作品に聴こえる..ってのは次回に。

